コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−26、王宮跡にて。

王宮跡にて。

ある建物の前に来た。
こぢんまりした塔のある建物。長い築地塀が続いていて多分なにかの役割のある宮殿の
入口やったんとちゃうやろか。それにしても塔の上階部分に鐘が釣られてるのが
面白い。

建物の装飾はとても煌びやかだ。そして、門の前にある電話ボックスみたいなんは
一体なんやろ? 古色床しい建物の前には近代的なデザインの電話ボックス?が
何のためにあるんやろ?
もしかしたら、どこでもドア?
ここに入ったら、昔の王朝の時代にタイムスリップできる?
ほんとやったら面白い。
中に入ったら、広大な廃墟がある。まだまだ修復が追いつかへんのか、そのまま
保存することもあるのか? 前にカンボジアのアンコール遺跡群を見に行ったことがあるけど、
きちんと整備された遺跡もいいけど、やむなくかわざとか、放置されてる遺跡もとても
趣があってよかった。完全に復元しなくてもそういうやりかたもあるんではないやろか?
ついでに思う事。カンボジアやラオス、タイ、ミャンマーなど国境を接しているあるいは
その隣だったりする国に行ったら王宮の建物などは仏教の影響がとても強い。
昔の建物もそうだ。しかし、この国では仏教というよりは、中国の影響が強くて、
仏教であったとしても中国の仏寺の影響を受けた建物なのだ。仏教文化というよりは
中国圏の一つの国として長い間存在して来たという歴史が色濃く感じられる。
そして、今は結構仲良くなさそうだというのは色々な複雑な歴史が産んだ物語が
重なってるんやろね。
わしの勝手な見解、感想ではあるけど、この国の人は、タイは自分とこより大きい国、
ラオスやカンボジアは小さい国、国力が?、って思っているふしがあるような気がする。
目線がそんな感じ。
あくまでも私見であります。

今はもうこの廃墟を作った戦争の時代から何十年もたってしまった。
そんな事があったことも知らない人たちの時代だ。
どの街に行っても、若者たちを中心にアジアの活気が漲ってるように思える。
わしらの国も、その元気を貰いたいものだ。

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ありがとうございました。