深セン、東門老街の賑わい

深センで東門老街といえば、一番の繁華街だ。
大阪で言えば心斎橋通りみたいなところだ。
「道光二五」の白酒も買いたかったし、他にも買い物があったので
歩いて見る事にした。
大変な賑わいだ。驚く程人がいる。さすが改革開放、大躍進の代表都市だ。
この時点で、春節前なので、所謂、暮れの買い物騒ぎという事なのかもしれない。
これを見ていると、昔の暮れの心斎橋、道頓堀の賑わいを思い出した。
当時は、地方からでてきた私にとって似たようなインパクトがあって
都会というのはこんなに凄いのかと驚いたものだ。
深センも新興都市なので、殆どが地方出身の人だと思う。
春節には、家に帰る人が多いので皆、買い物をするのだろう。
ここでは、殆ど何でも買えるのだ。デパートも沢山ある。
ショッピングセンターもある。日本のユニクロもある。
ユニクロも結構人気のようで、沢山の人で溢れていた。
こういう買い物客の雑踏とは別に、テレビ報道などでは、深セン、広州
などでも不景気風が押し寄せて来ていて、職を失う人が多くなっているそうだ。
だから、春節が来ても家に帰れない人も多いし、逆に職を失ってしまって
家に引き上げざるを得ない人も多いと聞く。
そういう厳しい状況が一方にありながらこの賑わいだから、好景気だったら
どうなるんだろうとあきれる思いだ。
確かにこのパワー、元気を貰える街だ。

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