コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−47、カルフールやら銀泰百貨店やら。

カルフールやら銀泰百貨店やら。

さて、小さな冒険の旅から帰ってからは、平凡な学校生活が続く。
日々の暮らしは、毎日学校へ行くこと。
買い物は食料の買い出しくらい。近くの市場とコンビニで用は足りる。
何せ、朝めしは学食、昼は近場の激安ランチ、夜は市場でヘルシーな豆腐か野菜を買って
コンビニで缶ビールを1本。実にストイックな生活だ。
お金があんまり減らないんでありがたい。
こんな暮らしでも時々、他の買い物が必要になる。
例えば暑くなってきたんで短パンを買いたいとか、Tシャツも着替えが欲しいとか、
洗剤を買いたいとかいろいろだ。
あるいは、たまにはちょっとましな食材を買いたいとかいうのもある。
普通はそういう時は、これも近くにあるカルフールに行く。
当時でも日本からは撤退してた?カルフールではあるけど、中国では健在だ。
市場、スーパーより、ちょっと高いけど、品揃えが圧倒的に多くてコスパが良さげだ。
店内も整然としてるんで買いやすい。

しかも夜8時くらいまで開いてるんでとても便利だ。
レジもテキパキしててスムースだ。
しかし、それでも時々トラブってる。レジ袋が有料で要るのか要らんのかとか、
おつりのこととか、商品のバーコードがついてないとか、包装がおかしいだとかだ。
面白いのは、そういう場合は、店員が焦って代わりの品物を取りにいくなんてことはない。
これはダメってポイと外に置くだけ、買えるものを持ってくるのは客の責任と言わん
ばかりだ。
なんで却下されたんかわからんことさえある。
不思議?
おもしろい?
戸惑う?
困る?
腹が立つ。
こんなこともたまにはある。
それに、今の日本ではほとんどなくなってしまった。町の表具屋さん。

ここもよく利用する。
日本のように機械を使わはらへん。完全手作業だ。結構日にちがかかる。
でも、とても安い。
気楽にいろいろ話をしてくれる。それも楽しいし、会話の勉強になる。
もっとたまにというかめったに行かへんのが銀泰百貨店。

カルフールよりもうちょっと高級?
というか値段が高い。
何せ、ユニクロが入ってる。中国でユニクロはけっこうステイタス?
当然、靴やら服やらなんでも売ってる。
でもまあ、そういうもんではなくて、ちょっとましな食料品。
ストイックな食事を続けてると、時には美味いもんを食いたくなる。
調味料も必要だ。ここにきたら、日本の醤油もある。要らんけど。

あるいは、時には上階に行くこともあるけど、大抵は冷やかしだ。
日本だったら、デパートの商品は安全、安心、少々割高って印象があるけど、
割高だけ同じで安全、安心は信用できへん気がする。あくまでも私見やけどね。

そういえば、前に面白いことがあった。友人がスーツケースが壊れたんで買い換えるという
ことでここに来た。
みんな一緒やから、ワイワイいいながら買い物してた。あるスーツケースをみながらこんなん
大丈夫かいな? すぐに壊れるんとちゃうやろか?
なんて言うてたら、女性の店員が、これは大丈夫、とても丈夫、私が保証するといいながら、
靴を脱いで、スーツケースの上にのって、全体重をかけてドンドンやった。
確かに壊れへんかった。
けど、その意気込みにタジタジとなってしまった。
結局、買わんと帰られへん。
体をはって商売してはる人もいてる。
最後はいつもの市場に寄って、安い食料を買って晩飯だ。

銀泰百貨店。

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ありがとうございました。