コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−102、やっぱり北京の「東来順」、羊のしゃぶしゃぶ。

やっぱり北京の「東来順」、羊のしゃぶしゃぶ。

北京の冬はとても寒い。ひどい時はマイナス10度くらいになるはずだ。
寒いときは熱々のシャブシャブやなあって言うのは日本だけではない。
しかも、中国では、北京では、羊肉の、涮羊肉って言うんやけど、大人気、というか
他にはないくらい、しゃぶしゃぶといえば羊肉というくらいなのだ。
で、寒い時に美味いもんは、暑い時にも美味い。
熱々のしゃぶしゃぶを冷たいビールでいただくと、たまらん美味しさ。
帰ったら、冷房のある部屋があるとわかっていればとても楽しい。
とても美味しい。
せっかく北京に来たんやから、せっかく王府井という観光繁華街の近くに泊まったんやから
有名な、「東来順」という店に行ってみよう。

なるほど、やっぱりとても人気だ。
観光客風の人たちで溢れている。

もちろん、やかましい。あっちでもこっちでもわいわいと盛り上がってはる。
わしらも飲もう。再会を祝して乾杯。

涮羊肉の鍋って独特の形をしてる。

真ん中にある煙突みたいなんがキモなんやろね。
これがしゃぶしゃぶをおいしくする。知らんけど。
煮えるのを待つ暇はないんで、他のも注文してある。

羊の串やらいろいろ。

これって多分セットで頼んだんやないかと思われる。

勝手に出てくる。しゃぶしゃぶの材料も出てくる。

それはそれでいいのだ。

で、しゃぶしゃぶの準備も整った。

どんどん入れていく。

秘伝のタレで食う。知らんけど。

とても美味しい。
野菜も美味い。
キノコがうまい。
日本とは違うやつがある。
とても美味しい。

因みに、寒い時期の鍋物ならわしは火鍋の方が美味しいと思う。
今回は、観光街真っ只中に泊まったということもあって、折角やから有名店で
北京名物を友人にも味わってもらおうと行ったんやけど、もし、辛いもん
好きであれば、火鍋の方が断然美味しいと思う。
夏は辛さと暑さが重畳してたまらんかもしれんけど、冬なら火鍋だ。
どんなんかと言うと、文字通り真っ赤な火のような鍋だ。
通常は鍋を半分、半分にして、一方には普通の出汁、もう一方には真っ赤な
唐辛子系の出汁が入っている。もちろん辛い。
グラグラしたらその中に具を入れて食う。
ただそれだけだ。自分の取り椀にもタレをいれる場合もあるし、何もない
場合もある。これがたまらんほど美味いのだ。
元々は重慶などの四川料理から始まってるけど、いまでは全国規模で誰でも好きな
鍋料理になってる。
こんなふうにブログに書いてるだけで食いたくなってくる。

辛いやつもええなあ。

それは、ともかく、「東来順」のしゃぶしゃぶは友人たちにも満足いただけたよう。
ご馳走さんでした。

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ありがとうございました。