熊野古道の旅、中辺路をちょろっと。−10、発心門王子へ。

発心門王子へ。

さて、水飲み王子で水を飲んで、先に進む。

ようわからん分かれ道は、地図を見てもはっきりせえへん。様子見に上の方にいったら、
あきらかに別の方角だった。
すぐに引き返して、元の道を進む。

このあたりはほぼ平地に近い。とても楽ちんだ。
人家もある。
道が広い。
しばらくすると広場に出た。

えらく広い。
トイレや休憩所が完備してる。
なんとバス停まであるではないか。
ということは、もしかしたら、ここまでバスが来てるということなんか。
なんとまあ、歩いてきたのがバカみたい。
それは別として、空模様もちょっと怪しい。トイレに行って、小休止して、雨具を
出すかどうか考えよう。
それにしても誰も現れへんなあ。バスでチョロっと見物に来るという人も多いと聞く。
団体さんがウロついててもおかしくないんやけど。まあええか。
とりあえず雨具は出さずに先に進む。

山歩きというよりは神社詣でみたい。
ほどなく到着。

王子というのは元々は貴人の休憩所みたいなとこなんやけど、今では跡形もなく
面影は消えてしまってる。

後鳥羽上皇やら藤原定家さんやらの痕跡は全く無い。
振り返ったら次行く道に鳥居が立ってる。

その先は下りだ。つまり、普通は上ってきて、鳥居をすぎたら、発心門王子が見える
という筋書きだ。やれやれと安心するところなのだ。

ほとんど何の感動もなく通り過ぎる。ここから少し下りかな。

すぐに猪鼻王子というところに来た。

登山道からは少しそれるみたい。

面倒やからパスしょうかと思ったけど、チョロっと下るだけみたいやからパスするほどの
こともない。

で、行ってもなんもない。

そういうもんだ。
先へ行こう。

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ありがとうございました。