コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−35、葛八卦村の入り口へ。

葛八卦村の入り口へ。

こういう乗り物はとかくトラブルの元だ。中国語が堪能やったら何の問題もないんやろけど
わしレベルではちと怖い。それに歩いて行けるはずのとこにわざわざ乗り物を使う必要がない。
歩こうと思うけど方角がわからん。
表通りに出てみる。結構殺風景な広い道、車が走ってるだけだ。
ちょっと先に、お巡りさんみたいな制服を着た人が見えた。あの人に聞こう。
間違えたらあかんので、紙に書いた「諸葛八卦村」を出して、聞いてみる。
もうちょっと先に行って左に曲がれと教えてくれた。
因みに、数年後に、再びこの地を今度はチャーター車で訪れたことがある。
このあたりの風景は全く変わってしまっていた。
入り口すら全然別のところだった。中国の変容は驚くほど早い。
それはさておき、カンカン照りの車道を進んで行ったら、たしかに左上に上がっていく
道があった。

商店街みたい。日本のシャッター街的なとことは違ってえらく賑やかだ。
なかなかそれらしくはないけど、言われた事を信じてドンドン奥に進んでいく。
なかなか典型的な、中国の地方の町だ。知らんけど。
果物を売る店。
野菜を売る店。
肉を焼いて食わせる店。
小吃(豚まんや小籠包など)を売る店。
雑貨屋さん。
金物屋さん。
昭和の頃、日本でそんじょそこらに一杯あったような店がならんでる。
とても良い。
とても暑い。
屋根がない商店街は熱風が吹き通っている。

町の人は元気いっぱいだ。でもないかな? 暑いもんなあ。

ちょっと心配やかれ聞いたみた。奥の方を指差す。やっぱり合ってる。
元気が出たわしはドンドン奥に入っていく。
何となくそれらしき看板が見えた。

入り口みたいだ。チケット売り場と書いてる。
誰もおらへん。おかしいなあ。
あっちこっと見回す。やっぱりおらへん。
しばらくウロウロしてたらやっときた。
料金は80元、結構高い。よくある老人割引はどやろ? って見てたら70歳からって
書いてある。
だめならしゃあない。けど、ダメ元で、「老人割引はないの?」って聞いてみる。
パスポートを出せというから、出して見せたら、40元にしてくれた。
60歳以上でも大丈夫みたい。
さて、いよいよ諸葛八卦、孔明の子孫が暮らす村に到着だ。
入り口近くの店で地図を売ってるんでまずそれをゲット。
地図がないとどうなってるんかわからん。
聞くところによると、諸葛孔明、あるいはその子孫が村を作っただけに中の道が
とてもややこしくなってるらしい。
真っ直ぐ進んでるつもりがいつのまにか外にでてしまってるらしい。
どこをどう曲がっても村の中心に入れないとか、いろんな仕掛けや呪いがあるかも
知れないのだ。地図がなかったら帰られへんかもしれん。
3元もだして買ってしまった。

けど、これってペラペラで殆ど役に立つ情報が書いてない。ただのごく簡単な
観光案内図ではないか。
これでは心配やなあ。

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ありがとうございました。