熊野古道の旅、中辺路をちょろっと。−０６、中辺路歩きに行こう。

中辺路歩きに行こう。

ゲストハウスの朝は早い。と思いきや、あんまり早くない。
早立ちの旅行者がいなかった。あんまり早くからバタバタするのも悪いかなと思いつつも
山登りは涼しいうちがええので、程々に動き始める。
今日のコースはこんな感じだ。
ゲストハウスを出たらまずに三軒茶屋跡に向かう。

そこから中辺路ルートに入って、伏拝王子に向かう。
つぎは水呑み王子だ。

そして発心門王子を経て、猪鼻王子を経て船玉神社、赤木越え分岐に向かう。

ここからは中辺路を逸れ、赤木峠を経て、湯の峰温泉に向かう。

赤木越えの道は結構たいへんそうだ。

湯の峰について、まだ元気が残ってて天気もよかったら大日越えで本宮大社まで
行こう。

大体、15km、6時間くらいの行程になりそう。

予想通り、今日の天気は曇り、雨には会わないですむかもしれん。
もちろんそれでもちゃんとした雨具は持っていく。
因みにこの地図は、「ヤマレコ」というサイトでコースを作成して、ダウンロード
したもの。スマホ上ではオフラインで現在地が参照できるのでとても良い。
しかも、このサイトの機能で、この地図をアップルウォッチと共用できる。
つまり歩いてると、アップルウォッチに地図がでてきて、行く先を教えて
くれるのだ。現在の位置や標高、行程の進捗具合などひと目でわかる、
まさに神アプリなのだ。
特に１人で行く時などこれで心細さが半減する。とてもありがたい。
で、お弁当は買うとこがないんで、昨日かった小ぶりのアンパン袋を持って行く。
朝めしもアンパンだ。店が開くのは9時からやからしょうがない。
お茶で流し込んでもう出発。
わざわざ三軒茶屋跡まで戻らんでも、伏拝王子や発心門王子まで直接行く道もある。
下まではバスも通ってる。しかし、それでは中辺路を歩いたことにならへんではないか。
それなら本宮大社まで戻ってそこから出発するのが本来かもしれんけど、そこまで
細かくこだわらんでも、これくらいのええ加減さでええとしよう。
てなことで三軒茶屋跡のお地蔵さんに道中の無事をお祈りする。