時々京都遊、京都市洛西竹林公園へ行ってみた。

京都市洛西竹林公園へ行ってみた。

わしの友人に洛西で住んでる人が居る。その人に誘われて洛西にあるという竹林公園に
行ってみた。
向日市とか洛西とかはあんまり行ったことがない。特急が停まらへんし、観光名所でも
なさそうなんで近辺に降りたことはなかった。今回、ご自宅の辺りが竹の名所でもあり
筍を食するにちょうど旬でもあるといういことで筍料理を供して頂いたのだ。
新鮮な筍のお刺身を始め、数々の筍料理その他美味しい料理は一杯頂いたうえに
美味しいお酒が一杯でてくる。これではテーブルに根が生えて動かれへんと思う頃。
ほな、近くの竹林公園に行ってみましょうかということで酔っ払ってボーッとしたまま
歩きはじめる。とても体が重い。
重い体を引きずりつつ20分ほどあるけばもう京都市洛西竹林公園だ。

おお、これはとても良いではないか。嵐山で観光客がごった返す中で見るよりも
重厚で風情がある。人力車が走るのもええけど誰もおらんのもまたエエ。

竹笹の間からニュータウンが見えているのもいい感じだ。
この辺りは元々竹というか京筍の産地で有名なところであったらしい。筍があるところには
竹がある。あたりまえだ。九度山にも筍はあって今どきの農家の人に聞くと、筍は
地中にあるうちに掘り出すのが一番美味いのだそうだ。人間の勘と知識ではなかなか見つからず
野生のイノシシに先に見つけられてその一番のとこを食われてしまう事が多いのだそうだ。
野生の嗅覚には敵わいまへん。
竹林公園の中に入っていくと、古びた石の橋がある。

なんとこれが応仁の乱ゆかりの百々橋(トドバシ)というやつらしい。
この橋を挟んで山名宗全と細川勝元の軍勢が東西に分かれて激しい合戦を繰り広げたということらしいけど
実際の戦いの地はもちろんここではなくて京都の真っ只中である。
こないだ「応仁の乱」を読んだばかりやからとても興味深い。
この時点でまだしだれ桜の咲き残りが残っていた。

満開の時はさぞかし綺麗やったやろう、残念である。
園内には100種以上の竹や笹が植えられその変化に富んだ様を回遊式に見られる
ようになってるらしいけど、酒の霧で頭の中がモヤモヤしたままやから知らんうちに
パスして外を歩く。

こういうのは上手に宣伝したら結構人が集まるんとちゃうやろか?
おまけに古墳まであるやないか。

てなふうにフラフラと竹林を散策して、それで終わり。
最後になかなかの眺望のところに連れて行っていただいた。

優美な山がうねうねと左右に広がっている。
このまま右手に山の中をどんどん歩いていくと嵐山まで繋がっているそうだ。
いつか行ってみよう。

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ありがとうございました。