大阪の超ディープなとこで個展をやった−02、傘が縁を結ぶ。

さて、個展が始まった。

大阪の超ディープなとこ、通天閣の真下あたりだ。

ちょい横の通りの更に横路地を入ったところだ。

その前に、昨日準備設営が終わった後、近くの洋食屋さん「グリル梵」に行った話をした。

とても美味しかったけど、帰り道ではたと気がついた。

傘を忘れてきた。

それで、途中に電話してみたら確かにお店にあった。

明日とりに行きますからとお願いしたんで先ほど取りに行ったばっかりだ。

ドアを開けるやいなや一名参入。

あじあん

なんと超懐かしい方が現れた。

 

11年前、中国、杭州に短期留学してたとき、在中某商社の偉いさんが訪ねてきてくれはって、さるイベントでえらく助けてくれはった。話せば長いんで経緯は省略するけどとても良い思い出を共有してる方だ。

なんと懐かしい。

話が弾む。

社会、文学、芸術なんでもこいの造詣の深い方やからいろいろと盛り上がる。

というか教えてもらえる。

時間の経つのを忘れてしまったが、いつまでも引き留めておくわけにはいかない。

変えられる時、外を見たら雨が降ってる。

あじあん

傘がない。

ということで、先ほどの傘を使っていただいた。いわゆるコンビニ傘だ。

後で聞いたら、このあと、この方は、「グリル梵」に行かれたのだそうだ。

お店の方は、どうも見覚えのある傘がまたやってきた?

それで、確かめたら、やっぱりさっきの傘が戻ってきた(笑)ということで、

「あそこで個展が」となって、

最終日に梵の方も見にきてくれた。

と縁がつながった。

それが縁になったか。こんかいは、いろんなご縁のある方がたくさん来てくれた。

あじあん

合縁奇縁。(四文字遊び)

縁と言うのは不思議なものだ。

人との出会い、モノとの出会い、場所との出会い。

何かの偶然で出会っただけやのに、一生モノのやつがある。

ええにしろ、悪いにしろ。

飲み屋やご飯屋さんで出会った人たち。

しゃいなわしでもついつい話に引き込まれて、いつの間にか一緒にワイワイやってて、気がついたら、すっかり仲間になってたりする。

仕事関係ないのに、初めての人やのに、詳しいこと何も知らんのに。

知らん間に長い付き合いになってたりする。

仕事で助けてもらった人もいる。

なんでここまでうまいこといくんやろと思うほど。

飲み友達。良い師匠との出会い。旅仲間との出会い。

なんだかええことばっかりの人生。

そうはいかん。

時としてとんでもないどんでん返しもあるのだ。

何が悪かったのか、いつのまにかうまいこといかへん。

えらい裏切りよった。

まさか、騙された。

それもまた人生なのだ。

ゆるゆるとええことがちょっとずつ積み重なっていったらええですなあ。

ちなみに、あの傘は次は誰の手に?

あじあん

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