コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−27、長距離バスターミナルに下見に行く。

長距離バスターミナルに下見に行く。

さて、この頃、冒険計画を立てていた。
せっかく、見知らぬ外国で短期間とはいえ生活してるんやから、あちこち旅ができたら
いいなと思う。ワクワクする。
それで、行けそうなとこ、ここならではのあんまりポピュラーでないとこを色々
調べてみる。
寮監さんにも相談してみる。
寮監さんのお勧めは、「諸葛八卦村」というところだ。どうやらバスを乗り継いで
片道3、4時間強くらいでいけそうだ。日本人の旅行記を見つけたんでメチャ心強い。
その記事によるとバスはというと金華市の少し向こうに蘭渓市というところまで
長距離バス行って、そこでローカルなバスに乗り換えるのだそうだ。
では、記事は杭州からではないんでここからはわし流で調べんとあかん。
杭州からでる長距離バスも行く先によって出発ターミナルが異なるようだ。
寮監さんに聞いてみたら蘭渓に行くバス、汽車南站からだそうだ。
汽車というのはバスの事。つまり、今いるとこから南東の方に行かんとあかんのだ。
そこまでは市内の路線バスで行く。
これはややこしい、とりあえず下見に行っておこう。ついでにチケットが買えたらええなあって
思う。
下見からして冒険やなあ。
それにしても杭州の市内案内地図はとても便利だ。バスの路線が書いてある。
行き先を地図で見つけたら、バスでどう行けるかわかってしまうという仕組みだ。
では、行ってみよう。
南站最寄りのバス停からはちょっとややこしかったけど、何とか行けた。

結構人がいるけど、新幹線のチケット売り場みたいに超満員というほどではない。
中はとても広い。いくつもチケット売り場がある。

よう見んと何がなんやらわからん。
よう見てもわからんけど心を落ち着けて、蘭渓に行くバスのチケット売り場を探す。
あった。

8時に出発するくらいが丁度いい。
1週間後のやつを買う。
帰りは? 窓口で聞いてみるけど、通じへんのか相手にしてくれへん。
ここで往復ちゅうのは無理なんかもしれん。不安やけど向こうで買うことになる。
とにかく確定して安心した。
1週間後というのは連休初日だ。
中国には4月の終わり頃に清明節という休みがある。日本のお盆みたいに先祖の
霊を祀るために墓参りする日で、とても重要な休みらしい。
今やとこんな休みは民族大移動で超大事なんやけど、この頃はまだそれほどでも
なかった。
そやからすんなりとれた?
一仕事終わって安心して、寮で晩飯をくう。

いつものストイックな晩飯ではないけど、貧しい飯にはちがいない。
後で写真をみたら、いつもほとんど似たりよったり。悲しいね。
でも、昼はわりとまともなもんを食ってる。

結構美味い。
話を戻して、これで、出発の日を迎えるだけかと思いきや、またもや問題発生。
学校で授業を受けてたら、先生からいきなり、振替授業の発表。ちょうどその日が
授業の日になってしまった。旅行も大事やけど、勉強に来た身。
しかたない、も一回バスセンターに行って、変更しよう。
わざわざ行ったら、変更しようとしたら行ける日のチケットがない。やむなくキャンセル。
ここまできたらどうしても行きたいんで又、バスセンターにでかける。
やっとチケットがとれた。
大変ではあるが、勉強になる。
さて、「所轄八卦村」のことを詳しく調べておこう。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。