コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−17、教室の合鍵を作る。

教室の合鍵を作る。

さて、楽しい遠足が終わって、また普通の勉強の日々が続く。
朝から、学校に行って、昼飯まで一生懸命教えてもらって、午後からは自習時間。
夜になっても教室に行く人も多い。
皆さん、自分のペースで自由に教室に出入りしてる。
では、鍵はどうしてるんやろ?
わしは、鍵を持ってないんで、他の人がいる頃を見計らって出入りしてる。たまには、
誰もいなくて、自室に引き返すこともある。
事務所に鍵を借りに行ったらええんやろか?
それで、同級生に聞いてみた。答えは簡単、「合鍵を作ったらええやんか」。
「皆、合鍵持ってるんやで」、「私のを貸したげよか?」
ということで、先に鍵屋さんを下見に行くことにした。
確か、近くのいつもの市場の手前のとこにあったはずという情報を頼りに探しに行く。
昼休みの時間だ。ついでに昼飯を食おう。
市場あたりで、安い定食屋さんを見つけた。というか、日本人の方に教えていただいた。
そこで簡単にご飯を食べる。
ごはんにおかず一品、10元(150円?)くらいだ。

なんかわからんけど、肉野菜炒め風。
とても美味しい。
ここは、これから何度も何度も通うんで、また何度か紹介する。
食い終わったら市場近くに戻る。
コンビニとかが並んでるあたりに鍵屋さんが屋台店を出してはる。

日本と同じ様に靴修理も一緒にやってはる。靴と鍵を抱き合わせにするってどういう
意味があるんやろ? 需要傾向が似てるんかな?
かなり後で靴修理もお世話になることになる。
とりあえずは、場所が確認できたんで、一旦教室にもどって、鍵を借りてくる。
そう思ったら、日本人の人が、鍵持ってるよって言う。前に水墨画の教室に行ってた時に
作ったやつがまだあるのだそうだ。
今から思えば、学校側の管理体制も随分ええかげんだ。
合鍵が山程あるって、ホンマに鍵は必要なんか?
機械の動きは日本でも同じ。本物の鍵にあてがって進む動きに合わせて、鉤型の真鍮板が
削られれて行く。しばらくしたら同じ形の鍵が出来上がる。
バリは一応とってくれるけど、結構雑だ。
でも、この程度の錠であれば簡単に開け締めできる。問題ない。
これで、何時でも自分の意志で教室に出入りできる。
こんなんでええんかとは思うけど、貴重品は何もないからまあええか。
強いて言えばわしらの描きかけの作品くらい。
わしらにとっては貴重やけど、誰も要らんやろなあ。
では、今日から夜も頑張るか。

場所はこのあたりかな?

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ありがとうございました。