コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−108、北京から天津へ。

北京から天津へ。

さて、飯を食った。束の間の北京のとおりすがり旅は終わってしまった。
このまま北京南駅まで送ってもらって終了だ。
さっきの店で料理が来るのが遅くてヤキモキしたんで、中華料理って早いのが特注やのに、
時間が気になるけど、運転手さんに言わせると、余裕で行けるという。
確かに、郊外を走るのは快適、順調であった。
しかし、中心部に入るにつれ、北京のいつもの渋滞が始まった。
信号と信号の間をジリジリと進む。
どんどん時計が進んでいく。困ったもんだ。
それでも余裕があるうちはいい。着いたらどれくらいの時間で何をする?
いろいろ考える。

まず、荷物検査がある。並んでたら厄介やなあ。
電光掲示板で出発便を探してどのゲートかを確認する。
そのゲートの向かって走る。ゲートで並んでたら厄介やなあ。
チケットのチェエク、パスポートの提示があって中に入る。
簡単そうやけど、人が一杯いてるし、なんだかんだと時間がかかる。
しかもギリギリまで検札が始まらへんからいつも心配だ。

さて、車はやっと、駅に近づいた。もうすぐだ。
えっ、いやまだだ。
駅があるのは大きなビルの中、その中をグルグルと回って入口まで行くのだ。
ここまできて、行列のスピードは極端に遅くなった。
チビっと進んで、長々と停まる。またちびり。
たまらんなあ。トイレ行きたいし、いつ着くか予想もできへん。
運転手さんもだんだん真剣になってきた。
「まだ行けるやろか? 降りて走ったほうがええやろか?」
「まだ、大丈夫やと思う」
時計をみながら、最後にはこの判断をせんとあかん時が来るかもしれんと思う。
ジリジリ。
ようやく着いた。
丁寧に荷物の安全検査をしはる。
トイレはあきらめてゲートに急ぐ。もうギリギリだ。
幸いあんまり並んでない。もう皆先に行ってしまってる?
パスポートを引っ張り出して提示せんとあかん。チケットを照合。
チケットにはパスポート番号が印字されてるんで違ってたら乗せてもらえない。
チケットを受け取ったら急いで階段をホームまで走り降りる。
ほとんど、ギリギリではないか。
車両を探してその位置まで行ってる余裕はない。
すぐに乗り込む。
すぐに発車。
よかった。間に合った。
ほぼ満員の車内を指定席まで移動する。危なかったなあ。
昔は、今でもかもしれんけど、北京ー天津間は飛行機がメインだった。
今は、新幹線で1時間くらい。
えらい近い。
すぐに着くと言う感じだ。

車両も座席も日本の新幹線に似てるけど、独自のもんやと言うてはる。

事故なく運転してくれたらそれでいい。
上海ー杭州間と同じような感覚やね。
主要大都市間やから、当然人が多い。
旅行者というよりはちょっと用を済ませにという人たちばっかりみたい。

今日は朝からバタバタと忙しない1日やった。

しかもいろいろ手違いも多かった。思い違いも多かった。なんとなく不完全燃焼気味では
あるけど、これらからは新しい旅の地、気持ちを新たに頑張ろう。

天津は何度か来たことがあるけど、目的地として来たのは2度くらい。あとは、
北京にくるつもりで飛行機に乗ってたら、天候不順で天津に降ろされて、バスで
北京に移動というのが2度ほどあった。
こう言う時のバス移動は長いし疲れる。

今回は簡単に来れてよかった。

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ありがとうございました。