コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。麗江、シャングリラの旅−25。昆明で花博後の公園に行ってみる。

昆明で花博後の公園に行ってみる。

麗江、シャングリラの旅は終わったけど、まだ帰ってしまうのはちょっとだけ時間に
余りがある。昆明の街をうろついて見よう。
もう随分前になるけど花博をやったらしい。その跡地が公園になって、イベント的な事も
やってるらしい。まあ、鶴見緑地みたいなもんやろね。それほど興味があるわけでも
ないけど、余った時間が中途半端なんでとりあえず行ってみる。
昆明と言えばいつもくしゃみと共にある。今はその季節ではないけど、
わしの花粉症はこの昆明で始まった。今回ではなくてもっと前やけど。
あるいは北京に何度か行ったときに、あの柳絮というやつにやられのが先かもしれん。
どっちが先やったかは覚えてへんけど、日本では何もなかったのに中国に来た時に始まった。
そんなに一杯来たわけではないんやけどよっぽど体に合わへんかったんやろと思う。
柳絮って言うのは、柳の新芽って言うことやけど春頃に北京にきたらいたるところで
フワフワと白いモンが舞っている。それも大量に舞っている。下手したら霧かスモッグか
間違えてしまうくらいで、老北京の裏通りや郊外のいかにも春がきてぼんやりとして
のんびりした日に風景もぼーっとしてると見てるぶんにはとてもいい感じだ。
街も野山も淡い墨職のなかに滲み入ったようであるかないかあわあわと消えていく。
心穏やかな一日である。
ところが、ある日、これに出会ったとき、くしゃみと鼻水が止まらんようになった。
頭も痛い。これは花粉症そのものではないか? 柳でも花粉症になるんかと不思議やった
けどしょうがない。
あるいは、この時と前後して、昆明を通ることがあった。昆明を起点に度々旅行なんて
ことはあんまりないけど、ここは中国国内だけでなくて、東南アジア各国に行くための
ハブ空港、特に格安便の中継地点になってることがおおいんで通る機会も多かったんやけど
ある日、えらくくしゃみと鼻水が出た。
風邪かなあって思ってたけど鼻水出過ぎではないか。止まらへん。
昆明は花の街って聞いたことがある。まさか、そのせいか?
それやったらいったい何の花の花粉にやられたんやろ?
未だにわからんままだ。
花博もやったし、花の温室栽培で大いに儲かってる土地が沢山あるらしい。
まあ、何にでもアレルギーはあるんやろけど、杉の影響なんか殆どなさそうな中国で
花粉症を発症するとは思ってもなかった。北京と昆明、どっちが先かはわからん。
どっちもその街を通り過ぎたら症状がピッタリやんでしまう。
けったいな。
けど、そういう時期を境に日本でもしっかり花粉症に浸ってしまうことになってしまった。
そういう体質の変わってしまったんやろか?
堪忍してくれ。
あんまりいい思い出のない昆明で、いわくつきの花の公園ではある。
けど、今は夏の始めやから心配いらん。

あじさいやら、ツツジやらいろんな花が咲き乱れている。あるいはサツキかな?
他にも一杯。日本とは少し開花時期が違ってるかも?
しかし、これと言ったイベントはないみたい。
それにしてもえらく広い場所だ。
とりあえず巡り巡ってみよう。
花は山程あるけど、なんとなく盛り上がりに欠ける。
中で日本家屋みたいなんが目についた。
どっちみち瓦屋根の木造住宅やから、日本も中国も違いはわかり難いんやけど
やっぱり違いはある。
雰囲気が違う。
だって、招き猫なんかがあるやんか。
これはいくらなんでも日本だけのもんやろ。
知らんけど。
中国がルーツやと言う説もあるようではある。
それはどうでもええけど、そろそろ飽きてきた。
他のとこに行こう。

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ありがとうございました。