九度山暮らし、手術後1年目へ、或いはコロナ怖生活−54、町石道を歩く−8、とうとう大門に着いた。

町石道を歩く−8、とうとう大門に着いた。

40町石展望台とは言え、あんまり落ち着ける場所でもない。ほとんど休憩しないで
出発する。また、自動車道が見えたけど今度はわたらずに山中に入る。

一応急登は一段落したんやろか、少し緩くなった。

とても歩き易い。

もう大門は近いんではないやろか。

道は登ったり、降ったり。
穏やかな道が続くけど、大きな倒木があった。

台風やら大雨やら色々あったからなあ。

大きな木やから退けるの大変なんやろなあ。

もうすぐやと思い始めてから結構長い。

頭の上が明るくなってきてる。

降りてくる人が多くなってきた。

のんびりと良い気分だ。
行く手に鏡石と書いた看板が出てきた。

真言を唱えたらご利益ってかいてるけど、真言わからへんし、真言って、仏さんによって
違うからなあ。

珍しく川が現れた。

山道で小川に会うのは当たり前やけど町石道では珍しい。

道沿いに流れている。

そう言えば、高野の水は毒があるから飲んだらあかんという言い伝えがあるらしく、
「雨月物語」に出てくる。

「わすれても汲みやしつらん旅人の高野の奥の玉川の水」
この水のことかどうかはわからん。

この界隈は水銀や銅が採れる鉱山があるらしい。それによる毒に気をつけるよう
言い伝えられた話ではないややろか。

また倒木が道を塞いでいる。

ちっちゃな町石も時にはある。

道はとても歩き易い。

嵐で荒れた道も登山者のために整備されているのだ。

橋が目立つようになってきた。

あちらこちらに小さな川のながれがある。

町石の印も10番代になってきてる。

着実にあと少し。

段々と人の踏み跡が増えてきた。

それに伴い、道が荒れ始めた。

マナーの悪い、遺棄物が多くなってきてる。

食べ物の包紙や、カン、ボトルの類、
ガラスのカケラも多い。
薄い底の靴は危ないではないか。
そうこうするうち、急に人声が大きく聞こえる。

どうやら大門に着いたらしい。

やっと到着だ。
よう頑張りました。

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ありがとうございました。