九度山暮らし、手術後1年目へ、或いはコロナ怖生活−52、町石道を歩く−6、矢立、峠の茶屋へ。

町石道を歩く−6、矢立、峠の茶屋へ。

もう半分くらい歩いたやろか?

少々腹が減ってきた。

道は平坦ではなくて、少しずつ上り下りが増えて来た。

小刻みに登ったり降ったりだ。

道の悪いところも増えて来た。

濡れて緩んでいたり、荒れていたりする。

倒木も多い。

歩き易いとこもある。

こういうところは台風か大雨かでやられたんやろねえ。

このへんもかなり痛んでいる。

何となく人声がするような気がする。

もしかしたらゴルフ場がまだ近くにある?

あるいはわしの知らん人家がある?

あるいは何か出るんかな?

木漏れ日が眩しいときもある。

道が窪んで更に歩きに難くなってきた。

それでも五本指靴は威力を発揮してる。

なんのそのだ。

もう直ぐ、昼休憩、がんばろう。

そう思ってもなかなか行き着かへん。
そろそろ、人の気配がしてきた。

と思ったら一気に人気のするところに出た。

ここが矢立というところだ。

町石道と高野山に向かう自動車道が交錯するところだ。

昔から、峠の茶屋がある。この写真の右端。どこから集まったのか、皆さん休憩してはる。

わしもここで昼飯にしよう。
ここにはトイレがあって、その前にベンチもある。
しかし、炎天下やからちょっと暑い。見れば、峠の茶屋の店先のベンチで昼食を
とってはる人もいてる。買い物をしないのは申し訳ないけど、わしもこの端っこで
弁当を食わせていただこう。
ついでに何か買ったらええんやけど、今の消化力では弁当を食うのが精一杯だ。
つぎの機会に恩返しをしよう。
てなことで、ここで昼休憩。
やれやれ。

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ありがとうございました。