桜の季節、醍醐寺から石山寺へ、そのはずが?−08、醍醐山山頂、開山堂へ。

醍醐山山頂、開山堂へ。

まだ、山を越えて行かんとあかんのに、いたずらに伽藍の中をウロウロしている
わけでもない。伽藍を巡る道がほとんど登山道でもあるからだ。
で、高度計を見ると後少し、ほぼ醍醐山の山頂に近い。
いきなり展望が開けた。

今日は晴れ曇り。
晴れてるようで視界がぼやけてる。
如意輪堂に到着。

右手にある建物ががそうなんかな? ようわからん。

そして開山堂。

ここで、上醍醐寺の伽藍めぐりは終了だ。

下では桜が満開を過ぎかけていたけど、ここではまだ咲き始め、これからだ。
わしは、ひっそりと咲く山桜が好きなんやけど、ひっそりの中にも力強く
咲いてほしい。もう少し先のようだ。

と、ここで、問題発生。
というか、道中でも相談が始まってたんやけど、同行してる友人が、足の調子が
思わしくないらしい。
元々、膝の半月板を傷めていて、歩くには少々の不具合があるんやけど、今回は
もっといけないみたい。登るのはなんとか行けたけど、長時間がどうやろか?
それに下りはもっと、足にコタエルやろからこのあたりでリタイアしたいと言う。
よかったら一人で行ってくれという。
それは、それでも、問題は無いとは思う。
しかし、ずっと前に熊野古道の小辺路を歩いた時、3人で行ったのに、1人の
友人が遅れ気味だったんで、まあ行けるやろうと、別行動をして、その1人が
えらく遅れて、結果的にえらく後悔することになったという経緯もある。
こういう時に些細なことでもできるだけ別行動すべきでないという考えが
染み付いてしまってる。
それに、何も無理に1人でやり遂げるなんてイキった話にこだわる場合でもない。
適当に楽しんで、早く終わったら、どっかで一杯やったら其の方が楽しいでは
ないやろかと言うことで、山登りはここまでとする。
とりあえず、どっかに腰掛けて弁当を食おう。
飯を食いながら前を見ると、道標がある。

左手方向に一旦降って、どんどん下って、そっから岩間寺の方に登っていく。
今、標高500mあたりにいてるけど、そっから200m近く下ってから又、500m
あたりまで登るという感じだ。
ちょっと残念ではあるなあ。
まあ、行かないとなると、酒を飲んでも大丈夫だ。
非常用に持ってきた(そんなはずないか)スキットルの酒をちびちびと飲む。
山桜をみながらご機嫌タイムだ。
のんびりと良い時間が過ぎていく。
先を急がんのやからこれで良い。
しかし、ものには限度がある。
だんだん、暇になる。
そろそろ降りよう。

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ありがとうございました。