中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−14、李白の瀧ってこんな程度?。

李白の瀧、見ると聞くでは大違い。

どうもこのあたりに瀧はいくつもあるみたい。本当はどれが李白の瀧かはっきりわからんのと
ちゃうやろか?
と言いながらもここでいつまでもグズグズしてるわけにもいかん。
この瀧も、風景もわりと感じがええけど李白の瀧と言われるやつはまだ先にある。
一応来たからにはちょっとでも拝んどかんと李白先生に申し訳ないではないか。

李白の瀧

飛流直下 三千尺を見に行かんとあかん。
ロープウエーが動いてたらよかったけど自然災害には勝たれへん。雨は止無様子もないけど
ちびちびと再び上り始める。
結構登って、先にそれらしきものが見えた。遥か山の上だ。

確かに山の上からかなりの落差がある瀧のようだ。
最近はあちこちいろんな瀧に行っても最近水量が少なくてなんて言い訳を聞くことが多いんやけど
ここも水量が少なそうだ。
デジカメでは望遠にもなんにもならんけどある程度拡大してみる。

雨霧が出て山はとてもええ感じになってる。まるで水墨画のような風景ではある。
けど、瀧の姿は定かではない。
さてどうしよう。滝壺のとこまでいくか?
実は、李白の瀧には11年前に来た事があるのだ。遥か昔だ。その時は廬山だけやった
けど、廬山のスケジュールは似たようなもんであったけど、ロープウエーは動いてたんで
李白の瀧には行きやすかった。しかし、当時は更に水量が少なかった。
途中の滝壺のとこが観光スポットになっていて、そこから見上げても殆ど感動はなかった。

これやったら那智の滝の方がましなんとちゃうやろかって思ったものだ。

それより、滝壺からロープウエーまで登り返す途上に崖登りみたいなアスレチック場が
あった。

当時はこんなんが流行ってたんやなあって思い返す。今はどうなんやろ?
要するに近くまで行ったら全体が見えへん。
かなり下の方から俯瞰して見るほうが、瀧としては長さ感があるんとちゃうやろか?
と考えた次第だ。
そういう想い出があるんであんまり上まで積極的に行きたいとは思わへん。
もうこのへんでええんとちゃうやろか?
わしらはわりと簡単にあきらめてしまった。何人かはもうチョット上へ。あと一人は
滝壺まで、それぞれの瀧見物が終わった。

最近の滝事情?

ナイアガラは見たことあるけど、イグアスやヴィクトリアは見たことがない。
那智の滝は見たことがあるけど日光華厳の滝は見たことがない。
こうしてみるとあんまり滝について語る資格はなさそうだ。
但し、知らんうちに数だけは行ってるかもしれん。わりと山登りや高地の旅が好きなんで
名もない滝を見る機会は多いかもしれん。但し、どこで滝にであっても水量が少ない場合が
多い。大雨が降ってる時はもちろん水量豊かではあったにしても普段は昔の言い伝えほど
ではない。段々と山に水が貯まらないようになってきてるのは世界的な傾向なんやろか?
いちばんがっかりしたのは貴州にある「黄果樹瀑布」を見に行った時だ。
ナイアガラに匹敵するかとも言われてる大瀑布のはずやのにえらくしょぼい。
地球温暖化の影響なんやろねえ?

江西省 盧山市秀峰景区

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ありがとうございました。