知らないとこへ行ったら、朝一番、散歩してみる。
一夜明けた。ホテルは在来線の駅に近くにあったらしい。
空模様はと言うと相変わらず天気が悪そうだ。雨は降ってないけど今にもふりそうだ。
けど、せっかくの初めての土地だ。朝飯前にぶらりとしてみよう。
ホテルの横の道端で何かを売っている。
古着のような雑貨のような、ようわからんものだ。
モノを仕入れて売るというよりは、家にあるものを持ってきて売ってるんとちゃうやろかと
思えるようなモノが多い。一体なんなんやこれは?
見てたらちょっと悲しくなる。商売してるひとたちは何の屈託もないようやから極めて
自然な一日の始まりなんやろ。
道を渡って向かい側の路地に入ってみる。
朝から麺屋さんが賑わってる。
多分、今でも中国では朝から外食する人が多いんやと思う。両親共働きの家庭が
多いからか? 朝飯を作るのが面倒やからなのか? その隣は包子(豚まん)なんかを
売る店。
その向かいには、豆乳やら揚げパンみたいなのを売る店がある。
こういう揚げたての熱々を食うのはとてもおいしい。
それにしてもこの手前にあるオレンジの自転車、今流行りのレンタサイクルではないやろか?
どこでも乗り捨て可能なんて聞いたことあるけど、そういうやつやろか?
これは使用中? 乗捨て中?
粉面ってどんな麺やろ?
いろいろ面白い。
反対側にはスーパーが開店中。
生鮮食品が露天ではなくて店舗内で売られているのは珍しいんとちゃうやろか?
いろんな物が特価販売中だ。
南昌の裏通りの通勤風景?
こういうのはええなあ。好きやなあ。絵になっている。
鶏? アヒル?
いつか食われる・・・・。
一巡してホテルに戻る。
降るか降らぬかややこしいけど、気分の良い朝であった。
中国の朝の街角屋台飯はとても活気がある。
熱々で湯気を立ててるやつはとても美味しそうだ。皆さん味にはうるさいみたいで
美味しい店には露骨に行列ができるけどすぐ隣であっても美味しくない店には
行列がない。
わしが特に好きなのは、「蛋餅」というやつで、小麦粉を溶いて鉄板の上でクレープみたいに
薄く伸ばして、卵を一つ割り入れる。そこにネギやら何やらちょっとした具を載せて、
ソースをかけて、くるっと巻いてビニール袋に包んで渡してくれる。これをハフハフ言いながら
食うのがとても美味しいのだ。この街ではそれがなかったのが残念だった。
南昌 明園大酒店
ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村
ありがとうございました。