上海虹橋高鉄(新幹線)駅の構内はとても新しくて広い。
麺を食ったら程よい時間になってきた。少し構内をぶらぶらしながら駅の出発ロビーへ
向かおう。飯をくうとこも買い物をするとこも一杯ある。
ついでに、晩飯の時に飲む白酒(バイヂュウ)(高粱の蒸留酒で30度くらいから70度くらいまである)を
買っておこう。レストランで注文するよりはコンビニで買うほうが遥かに安い。持ち込みに
なるんやけど大抵許してもらえるんでついチャンスがあれば買ってしまう。
こんなやつ。700円ほどかな? 駅のコンビニやから若干高い。
有名な五粮液に名前だけ似てるけど、国内パクリちゅうのもあるんかな?
味は平凡だった。
一周りして1階に登り、出発ロビーへ向かおうとすると、
「何やあれは!」
なんかわからん、異様な風体の人たちがいてる。映画にでも出てきそうな場面だ。
どうも覆面の人は手錠されてるみたい。してみると彼らは護送されてる最中なのか?
周りを数人の人たちが固めている。こんなん日本でも見たこと無い。まして海外では
初めてだ。こんな民間の真っ只中の駅を通って列車に乗って護送するんかいな?
大丈夫かいな? 彼らの人権のためにマスクがあるんか?
事情はさっぱりわからんけどちょっと怖い一シーンだった。気を取り直して構内に
入る。又荷物検査だ。構内はあいかわらずとんでもない人混みだ。
待合いロビーと言っても座るとこなんかまるでない。
本当に座りたかったら、乗車時間が来た人が立ち上がるその瞬間を狙ってその椅子に
滑り込むしかない。ここでも生存競争は厳しい。
チケットのゲート番号をよくみて、その近くで待機して、放送があってチェックインが
始まったら列にならぶ。大体20分前が目安のようだ。
何年か前に並んだ時は横入りが多いくて八方から殺到状態やったけど今では整然とならんではる。
なんで殺到するかと言うと、前はもっと開くのが遅かったんやろか?
行列にもまれながらゲートを通って、階段降りて列車の入り口までたどり着くまでえらい時間がかかる。
それも重いスーチケースを持っての移動だ。最後は小走りで目の前の扉に走り込んで列車の中で
目指す席まで移動という羽目になったこともある。
なんせ、散々待ってゲートを通ってから余裕がないんで気持ち的にゲート突入を急いだんやと思う。
今は少し余裕が出たんか人が少し減ったんか?
モラルが上昇したのか?
殺到はなくなった。
整然と入ればかえってかかる時間が少なくすむ。
それがわかったのか? 今頃?
中国、高鉄(新幹線)のチケットについて。
買えるわけではない。ちょっと前までそうやった。けど今ではネットでどんなやつでも
買えるようになったらしい。やっぱりネット購入、ネット決済、そういうところは
中国は進んでる。中国携帯を使えれば外国人でも簡単に買えるらしい。以前は駅まで
並びに行ってた。では旅行者は中国の代理店が全部やってくれるから心配ない。
しかし、パスポートのコピーが必要になる。
中国のチケットはすべて個人のIDカードと紐付きになってる。外国人はパスポートだ
パスポートには名前と番号が記入されている。
時々ゲートで厳しくチェックされることがある。他人名義で乗るわけにはいかない。
徹底した管理社会なのだ。
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ありがとうございました。