さて、日本に帰るまでに午前中一杯時間がある。どうしようかと言う事は、来
てすぐの時に解決していた。骨董屋街みたいなとこに行きたいと言う人がいて
皆さんそれに賛成したんで、ホテルから地下鉄で２駅目のところにある東台路
というところに出かけることにしたのだ。
と言う事で、まず朝飯を食いに行こう。
南京東路での朝の外食はあんまり選択肢がないことが分かった。かといってホ
テルの飯は高い。では、同じ店やけどあの雲呑屋さんに行く事にしよう。
それで行ってみたら、雲呑以外にも粥もやってるではないか。
ありがたい。朝はやっぱり粥がええ。
舌が火傷するほど熱々でおいしい。
これで漬け物があったら申し分ないのだ。
熱々を食べて元気が出たんで、ホテルに帰って一旦チェックアウトしよう。
荷物を預けて外出した方が効率が良い。
しかし、朝からフロントはチェックインとチェックアウトと何やわからんお客
でごった返してて、相変わらずパニック状態だ。料金は前払いしてあって問題
ないんやけど、チェックアウトをきちんとせんとデポジットのお金を返して貰
われへん。根気よく待って、荷物も預けんとあかんし。
全部終わったら、地下鉄１０号線に乗って、老西門駅に行く。
とうとう本降りになってきたけど、めげずに古玩街を目指す。長いこと来てな
かったんで聞きながらいくけどすぐに見つかった。
折角やから本気で値切りながら歩こう。
しかし、買う気もないのに値切ったらあかんのだ。
何か欲しいもん見つけたらすかさず値切る。
最初は相手の言い値あるいは思った値段の１／５くらいから始めたらいい。
様子をみながらこれなら買おうと思う値段で固定する。
そこから先は頑として値段を変えてはいけない。
だめだったらあきらめる覚悟が必要だ。
それにしてもこんなの唯のゲームだと思って楽しむ事が重要だ。
ええもんを値切って安く買えたなんて思たらいけない。どんな場合でも相手の
方がしたたかなのだ。
それにしても雨のせいかあんまりおもろいもんが見つからへん。
それでも仲間達は思い思いに買い物を楽しんではる。
いろいろ楽しいもんを見つけ出して値段交渉してはるのだ。
ええですねえ。旅に出たらそういう気持ちが大事なのだ。
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ありがとうございました。