熊野古道、小辺路歩き、リベンジ編−14、五輪の塔から西中へ。

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林間の道をテクテクと歩くのは気持ちが良い。しかし少々足の指が痛い。何故か原因がわからん。
足先が詰まって爪に当たってるわけではないし、マメができて腫れたりしてるわけでもない。
指先に力がかかりすぎてることが原因かもしれんけど何で右足の第3指と第4指が痛くなるんかが
わからん。あんまり痛くなった停まって靴脱いで指のテープを貼り直したりしたら
しばらくいけるようになるけど何がどうという理屈がわかってへんからどうにもならん。
どこがどうなったからやと言う理屈がわかったら対処にしかたも変わってくるんやけど
歩きながらやからどうもならん。
足はともかく、熊も気になる。初日の行程でフランス人の女性が熊の親子を見たという
話はした。それで気にしながら歩いてるけど幸い出会わへん。わしらは熊避けのベルを
持ってへんから、向こうから人間を察知して避けてくれるという期待はできへん。
いきなり出会ったらどうしよう。
猟師さんがいきなり熊に出会ったり、村人が九死に一生を得たりした話は時々、ニュースで
聞いたり、本で読んだりしたこともあるけど、皆さん、睨みつけたとか、逃げずに立ち向かったとか、
最後の瞬間に口のなかに手を突っ込んだとか、勇ましい話が多くて、そらそやね、
勇ましくない人は食われてしまったから経験談を語られへんからね、とてもわしには
できそうにない。逃げたらあかんことぐらいはわかるけどそやからと言うてどうしたらええんか
必死になったら何かできるんか、それはわからへん。とにかくそんなことが無いよう
祈るくらいしかできへんなあと思いつつ、五輪の塔あたりでゆっくり休憩してたら、

リンリンリンってリズミカルな音が聞こえて来た。あっというまに近づいてくる。
これは何の音かわかり切ってる。初日からずっと同じ行程を歩いてるフランス人の
女性の熊避けのベルのおとだ。やっぱり足取りが早い。
「ナマステ???、ナマテ???」、昨日教えた「マタネ」というのをまだよう覚えてない。
「マタネ!やで!」って言いながら挨拶する。わしらより1.5時間くらい遅くでた
そうやから順当に追いつかれたということだ。今日は熊は出えへんかったけど、
蛇は見たよって言いながら去っていく。
「西中バス停から1日1本のバスが出てるよ」って言うたら、「乗らへん」と
軽く答える。やっぱりなあ、7km追加なんか平気なんやわ。若いなあ。元気やなあって
感心する。
他人のことはええとしてわしらはわしらで頑張らんとあかん。登りは簡単やったけど
下りは長い。
五輪塔跡を出て、

急坂を降りて、矢倉観音堂までやってきた。

疲れてくるとあんまり信心心を出してる余裕がない。
山道をどんどん下る。

予想より早く人家のあるあたりにたどり着いた。

もう終わりかいなと一安心する。

この周辺案内図をもっとよう見といたらよかった。
いつものように適当に見てたんであとで大変な目に会った。

この時点ではそれはわからん。
眼の前はコンクリートの道、照り返しがきつい。いややなあと思いつつ先に進む。
しばらくしたらまた林間の古道に入る。よかったよかった。
古道は意外と急な下りだ。しばらく下って、またコンクリートの道にでる。
すると、さっきのフランス人が待っていた。
ここでどういったらええかわからんようになってわしらを待っていたらしい。

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ありがとうございました。