熊野古道、小辺路歩き、リベンジ編−15、西中バス停で。

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宜しくお願い致します。

おや、彼女は何で待ってはるんやろ?
聞いてみたらこの先どう行くかわからへんという。確かに古道を降りてきたら目の前に
コンクリート道が左右に広がっている。
どっちやろ? わしらにもわからへん。こんな時に限って英語は勿論日本語の案内板すらない。
彼女はわしらと違って古道を通らずにコンクリートの道路を通って来たらしい。
どっちから来た?って聞くと、左からという。左から降りてきたんやったら、案内板が
なくても当然右やろとよう考えずに返事した。
彼女もためらいなく先に進んだ。理屈は合っている。
そこであの案内板をよう見とけばよかったのだ。

この絵の現在地からちょっと左手の先に、古道を歩く道がある。それが終わって
コンクリート道に出たら、ちょっと左に曲がって又下に降りる古道があるのだ。
それは後でわかったことやけど。
そう考えれば、わしらが戸惑った場所に案内板はなかったけど左手に向かう
ペンキがじべたに塗られてあった。あれが古道ルートの印だったのだ。
ペンキの印どおり左に曲がったらすぐに下におりる標識があったはずなのだ。
なんとなくわかってきたけど、それにしてもコンクリート道をいったところで
同じところに合流するはずやし、彼女に教えて手前、同じ方向に行って、変な
ことになってないか確認する必要がある。
そんなこんなで彼女と同じコンクリート道を右手に下る。
コンクリート道は当然車用やから歩きやすいけど傾斜がゆるくなるよう
距離が長い。それに照り返しが暑い。
タラタラテクテク歩いてると、西中より一つ先のバス停が見えた。
これで合流することは間違いない。
もう少し歩くと、古道から降りてきた道と合流した。これで安心だ。
もう少し歩くと、やった、西中のバス停が見えた。

ありがたい。やっと着いた。
心配してた彼女がそこに居た。さっさと先を急ぐわけでもなくて、その近くに
あった自動販売機で冷たい飲み物を飲んではった。
バス停には全く何もない。日陰もない。付近にお店も何もない。民家は
そこそこある。
バスの時間より1時間以上余裕を持って着いたのはええんやけど、ここでバスを待つのは
とてもつらそうだ。幸いこのあたりでたった一つともいえる飲料の自動販売機が
あって、その機械の持ち主らしい家が隣にあって、お店やけど閉まってるという
雰囲気でシャッターが降りてるけど庇があって少し太陽光を防げそうな気がする。
十分ではないけど他に選択肢はなさそうだ。
冷たいモンを飲んで、1本では済まへん、一息ついたら、弁当を食って時間を
潰そう。
彼女はさっさと出発してしまった。
「またね!」いつになったらちゃんと言えるんやろ?
「またね!」
わしらは歩く気がせえへんからバスを待つ。
弁当もじきに終わってあとは何もすることがない。
暇やから一向に時間が経たへん。

まわりにも何もない。
平和ではある。

しかし、暑い。

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