何もないようでなかなか由緒ある村のような気がしてきた。どの家も中国の四合院に似た
家の造りになっていて中央に庭があってそれを囲むように建物が配置されている。
庭には葉の茂る木が沢山植えられているんで木陰ができて涼しく感じる。これが暑い国の
生活の知恵かも知れん。
周りに素焼きの壺を置いたり部屋には風が通るようにして涼しく暮らす工夫をしてはる。
この厨房はすごいお洒落だ。
実際は火を使うんで調理中は暑いんやと思うけど見た目にすごい涼しげだ。大きな窓と
入り口からふんだんに風が入るし、壁は竹を編んだやつやからここも風通しがいい、
屋根は茅葺きやからこれも熱が篭もらへん。年中暑い国では理想的なんとちゃうやろか?
軒下に吊るした籠もかっこええ、お洒落な装飾になっている。
こんな暮らしってええやろなあって思わせる風情ではある。
この中庭がとても良い。木や草が鬱蒼としてその緑が気持ち良い。この木は後で生えた
のか? 木のあるとこに家を建てたのか? アジアの村ではよくある風景。
庭の水槽や大ぶりの水瓶の中の水が自然のエアコンになっている。
母屋は大きい。
低い大きな赤い屋根は沖縄風? 南国はどこも似てる?
エアコンがなくても涼しい? 子供の遊び場として良い?
今どきこんな瓦造ってるんやろか?
こういう板だけの家ってええなあ。
家に入る入口通路も涼しげになる工夫がある。
見てるわしらも確かに暑くはない。なぜかというと外にでたらいっぺんに耐え難いほどの
暑さがやってきたからだ。
ほかの観光客もめげかけてるんではなかろうか? 街なかには観光客以外はあんまり
人は居てへん。
これって、村の入口で実演やってた脱穀機やね。
綺麗な花の苗木。ジャスミンかな?
緑と白が美しい。それにしてもようこんだけバイクに積めるもんだ。
って驚いてたら、チャンスがあったら牛を積んでるとこを見られますよってガイドさんが言う。
まさか? そんな冗談よね? ほんまに?
さすがにこっちはトラクター。
さっきの雑穀機でできた藁を運んでる。
通りはたまらんほど暑いけど路地の奥の木の下ではちょっとした木陰を利用して
若い女性がジュースを売る屋台が店を出している。
友達が来てるみたい。お店をするよりお喋りが楽しい年頃だ。暑さもなんのその、
楽しい時間が過ぎていく。
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ありがとうございました。