芙蓉古村から岩頭村麗水古街まではすぐそこだ。歩いて20分かからへんくらいだ。
ここはまた先程の芙蓉村とは少し様子が違うようだ。何が違うかと言うと、ここには
又疎水があって疎水に沿って長大な回廊があるみたいなのだ。
村に入ったとたんに疎水と回廊が見えた。とても長い。その対岸と両端に村の暮らしが
あるらしい。どういう順番で見ようか考える。
まずこのあたりを軽く見ながら回廊に入って行こう。そして回廊を向こうに抜けきったら
回廊の先の村に入って、回廊の対岸を歩きながらもどってきて、も一回このあたりを
ゆっくり見よう。
ここは今までとはちょっとだけ違って、静謐な空気が流れているような気がする。
気の所為かもしれんけど空気がしっとりしてるのだ。
そして、エエ感じの回廊が続いている。対岸の柳がとても良い。
左手に目をやればいかにも中国らしい仏塔とその後ろに奇岩があってそのまま絵に
なりそうやんか。
では、ゆるゆると回廊を散歩しよう。
と言っても、ここも観光地でありながら土産モン屋や食いもん屋がずらりと並んでる
わけではない。地味な雑貨屋件土産モン屋さんみたいなのがちらほら見られるだけだ。
店の前にあるベンチがとても良い。ずっと続いてるんでどこでも休めて疎水の風情を
楽しめるのだ。
それにこの石畳の道が良い。細かい石を組み合わせて延々と続いてるのがとても
美しい。
長屋の間に東屋もある。楽風亭って読むんやろか?
一年春帰らずという対聯もあって、とてもお洒落、天井の扇風機が絶妙かな。
また、例えばこんな風景も現れる。
この木も樹齢の深さがもっちりと逞しい。対岸でなにかしてはるのも良い。
更に回廊が続く、空き家が殆どなのが日本の商店街みたい。
こんな東屋もある。洗濯物を干してるとこがとてもシュール。
こういうところでも観光化せえへんかったら過疎化に悩まんとあかんのは日本と
同じなんやろね。
そやからチャンスがあったら一気に開発してしまうというのはわからんではない。
このまま残って欲しいというのは通りすがりの人のただのわがままなのだ。
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