中国、浙江省、古村の旅ー31、浙江省、麗水、古堰画郷の老街を歩く。

帆掛舟は近づいてみればええ感じだ。川魚をとる漁の舟が移動しやすいように帆を
はってるという風情ではある。もしそういう漁の方法があってこの地に特有のもん
やったらそれはすばらしいことで、やらせがどうのこうのって言ったのは失礼な
ことやったと思う。

ドンドン港に近づいて行く。

港に入ると、もっとわしの好きな風景が待っていた。

川の崖っぷちギリギリまで家があって、その下では漁をする網を手入れしてはる。

こういう風景をちゃんと見ときたいのだ。
山にも霧がたちこめてだんだんいい感じになっていく。

こっちは川を掃除する舟やね。

それで岸にあがったら、今見たような景色をちゃんと撮す写真スポットみたいなのが
あって、有名な写真家の写真まで貼ってあった。
やっぱり何か胡散臭い。
という事で陸にあがってそこから老街を歩く。

いかにも待ってましたといわんばかりのまるっきりの土産物屋街だ。これが観光地の
老街の典型的なやつといえる。
しかし、いきなり青田石の店があるではないか。

わしらが篆刻の勉強でよく使う石の一種だ。そんな石の専門店があるなんて。
聞いてみれば青田石の産地はこの近くにあるのだそうだ。しかし残念ながらこの店は
お休みだ。とても残念。いろんな石をみたり買ったり、篆刻作品を見せていただいたりと
興味は付きなかったとおもう。
しかたなく先に進む。
名前通りの芸術家村という雰囲気を作ろうとしてはるらしい。

絵や彫刻の作品を売る店がやたらめにつく。

画廊かと思ったら民宿もやってはったり多角的にかつどうしてはるようだ。

しかし、どこを覗いてもあんまり食指がうごかない。

それよりこんな店のほうが興味ある。

薬草店みたい。
とりあえず悪い景色ではなかったけど、わざとらしさも残る作られて臭い景色でも
あった。青田石の店だけが心に残る。
残念無念。
これからどこかで出会うチャンスがあるやろか?
ここは今までに比べて観光化が進んだところやった。これがもし、今までみたいな
感じの古村やったら、すばらしかったやろにと思う。
世の中思たとおりにはいかんもんだ。

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ありがとうございました。