先日行った三清山の最後の朝だ。日の出を見るために朝4時半に出発したので
朝ごはん抜きだった。途中で果物でもたべればいいやと安易に考えていたが、
朝早いので店が出ていない。
朝の観光コースを殆ど終わって、最後のきつい上りをえんやこらと上って
結局8時ごろになってやっと茶店を見つけた。
ご飯はできないが、果物ならおいてある。
茹で卵と玉蜀黍で朝食だ。
「瓜もあるやん、それも頂戴」という事で豪華な朝食となった。
絶景の景色を見ながらこういう朝食も格別だ。素朴で美味しい。
と言おうと思ったら
全然違うのだ。
確かに茹で卵はおいしいが、玉蜀黍はねちゃねちゃしている。
変に甘い。
「これはまずいぞ」
「瓜はどうだ」、「みずみずしくておいしそうだ」
でもまずい。
「何これ?」、水っぽいだけだった。
まあ、選択の余地がないから仕方ないけど、
そういえば昨日の西瓜はおいしかったなあ。
近くの茶店だけど、そこでは昼ごはんも食べた店だ。
疲れきって帰ってきて、西瓜があるかと聞いたら、
「あるよ」という。
思わず、皆で1個丸ごと食べてしまった。
値段は日本で買うほどしたが、山の上だからしかたがない。
甘くて、みずみずしくておいしかった。
今日はあの茶店はまだ開いていなかったのだ。
残念。いいこともあれば悪いこともある。
毎週水曜は食べ物に関する話です。