中国、浙江省、古村の旅ー05、水郷、西塘古鎮に朝が来た。

古鎮の中で一夜開けた。さて、これから朝の観光客が賑やかになるまでの2時間
ほどをゆっくり気楽に見て回ろう。

これで川霧が立ってたらとてもええ感じなんやけど、これでもなかなかいい。
昨晩、赤やら青やらの光を頼りにみた景色が普通の光でみるとまるで違う。

浮き足立った風景もしっとりと落ち着いて見える。
橋の上に立って疎水を眺めるのが良い。

反対側もいい感じだ。

家と柳が水面に映ってふんわりと緑に包まれた感じができている。
遠くで小さくなってぼんやりと消えて行くのが面白い。

ここの古鎮の良いところは疎水に沿って並ぶ家々の軒下がずっと繋がって長い長い
通路になっているところだ。それは誰しも思うところであって、映画にもよく登場する。

疎水を左右に見渡すとそういう家々がベッタリと水に映って、上下対象の上が本物か
下が本物かわからんような見え方が絵に描いてみたいほど面白いと思ったら、やっぱり
絵に描いてる人がいてはる。

どっかの美術学校の学生さんみたいな感じだ。 絵の具もイーゼルも用意して
本格的だ。水彩画なんかな?色が綺麗に描かれている。
じろじろと覗き込むのは無作法なんで、通り過ぎるふりをしてちらりと見ようかなって
思ったけど、そんなんも面倒くさいんで結局ジロジロ見る。

まあわしらもそうやけど、夢中で描いてるときは他人にみられようがどうしょうが
あんまり気にはならへん。
わしらも同じとこでスケッチしょうかと思ったけど、もっとええ場所ないかとうろつく
うちに機会を逃してしまった。
とりあえず、疎水を端から端まで歩いてみる。
昨夜、撮影スポットやったとこは、昼間でも撮影スポットではあるけど、なんとなく
わざとらしい。

その上に段々と観光客が増えてきた。
少しずつせわしなくなる。
実は見かけのええスポットの横にある裏路地の方がよかったりする場合が多い。

あっちこっちの裏路地を覗いていると路地裏研究家になった気分になる。
それもええかもしれん。

さて、そろそろ舟が出る時間がやってきたんかな?

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ありがとうございました。