中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-13、鳳凰古城へ向かう。

さて、武陵源の観光は終わった。今日は朝から鳳凰古城へ向かうのだ。今回の
楽しみの場所の一つでもある。その前に少し散歩してみよう。やっぱりここの景色
少々気味が悪い。

山の形がどこか不気味な気がする。

何年も前に武陵源に来た時は張家界の空港について張家界市に泊まった。街自体は
何て事はないんやけど空港から見る景色が気持ち悪かった。怪しげな山があって
何と山に横穴が空いているのだ。夕闇迫る空を背景にこの山を見てるとなぜか
ほとんど悪意のようなものを感じて薄気味悪かった。

それ以来張家界、武陵源というと気持ち悪いとこというのがわしの脳内に刷り込まれている。
ここは、あれほどではない。どちらかというと普通に近い。でも普通でもない。
このあたりは妖気が漂ってんのとちゃうやろかと思うこともなく飯を食ってバスに
乗った。
鳳凰古城はここから3時間ほどかな? 昔は国道をひた走った。えらい乱暴な運転
やったんでヒヤヒヤしたけど今回は高速道路を安全運転だ。最近は安全輸送の為の
規制がきついらしく速度厳守や休憩厳守が義務付けられてるみたい。
地図の上では途中で芙蓉鎮のそばを通過する。
ここは文革時代の悲劇を描いた映画で有名な村で、前回来た時に帰りに寄った。
米豆腐というのが有名でこれも食った。小さな印象的な村やったけど、その時点で
すでに観光化されかけてて危惧してたんで今回も計画にいれかけたけど高速を降りると
かなり遠回りになるんでやめといた。
小雨の中を一路鳳凰古城を目指す。
今回の鳳凰古城では印象的な水縁の古鎮の風景をも一回見たいのと加えて、食いたい
もんが一つ、買いたいもんが一つ。
食いたいもんって漬物だ。これでランチ、それで十分。前に来た時は街角の漬物屋
さんがあってイートインみたいになってて外の屋台から焼きそばとかを買って来て
一緒に食った。これがメチャ美味かった。是非あれを再現したい。もう一つは地酒だ。
何かで調べてたらこのあたりは地酒が有名らしい。地酒と言うても当然日本酒ではない。
白酒(バイヂュウ)というやつだ。大体40度以上あってかなり強いし、結構癖も
あるけど、飲み出したらくせになるという代物だ。それの美味いヤツがあるという
なら是非飲みたい。
なんて、目標を持って進もう。
道中1回の休憩の後、雨が降りしきる鳳凰古城に到着。

ほんまにこれがそうかいな?

えらい変わりようだ。建物が綺麗に、しっかりした作りになっている。

昔からあるように見せながらようみたら新しい。見た目の人の多さは
変わらへんけど、中国国内は空前の旅行ブームやそうやから、細かく修復して
受け入れ態勢を整えてるんやろとおもう。綺麗なるんに文句言うてもしゃあないけど
何か釈然としない。

まあ、とにかく昼飯でも食って気をとりなおそう。

鳳凰古城

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ありがとうございました。