中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-10、武陵源、袁家界天下第一橋へ。

さて、午後の部はここから袁家界天下第一橋というところまで二時間以上歩いて
いかんとあかんらしい。しかも登りだ。因みに武陵源には、袁家界とか、張家界とか、
楊家界とかいろんな界があって、それぞれが、袁一族の村とか張一族の村とか
楊一族の村とかを表しているというような説明を聞いたような気がするけど、
定かではない。巨大な山塊のなかに部族ごとの境界があっても不思議はないとは
思う。今では風景と世界が紐付きになってるようやけどなにがどうなってるかは
言われるがままに行くしかないのだ。
ビールを飲んだんで、体が重いし、なによりトイレが心配だ。
とにかく登る。
これから行くところが、映画「アバター」の舞台になったところらしい。
そう聞いてしまうと、さあ見るぞって気合がはいってしまう。

映画はみたことはないけど、奇妙な岩の間をビュンビュン飛び回るようなCGか
アニメかようわからん映像を見る機会は多かった。さて、どうだ。
まずは、天然の橋を見るらしい。

自然が作った橋、よくある感じやけど、こういう奇観、奇岩の中にあるんで値打ちが
あるんかもしれん。それにしても人が多い。どこへ行くにも行列の中を進む。
けどまあ想定してたより少ないとも言えるんでまあええか。

すごいというても朝見た景色とそれほど違いがあるわけではない。似て非なるものが
あるというだけなんで、見たらついカメラを向けてしまうけど、少々退屈してきた
ような気分ではある。

自撮り棒が流行ってるんで、写す人、撮られる人、両方で場所を占領するというのが
少なくなったわいって安心してたら、ここではやっぱり場所を占領してポーズを決める
人が多い。気がすむまで時間がかかるんで腹が立つ。

とりあえず前に進まんことには次のステップに行かれへんのでひたすら前へ。

亀のいる東屋へ。

本物の亀もいてるから面白い。

そろそろビールが効いてきてトイレに行きたくなってきた。
東屋があってもトイレはないのだ。
こういうものが自然の浸食作用で出来たんであれば、すごいもんではある。

そのうちやっと終点に着いた。
ここからはエレベータで降りるらしい。
こんな山の中にエレベーター? 岩盤の中を縦にくり抜いてエレベーターを
つけたんやろか? すごいなあ。肝心な時にカメラが使われへん。それに順番争いが
きついんで急いでいかんとあかん。
まあ、エレベーターに乗るだけやから騒ぐことはあらへんのやけど、何事も観光だ。
ということで次のステージへ。

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ありがとうございました。