雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-08、朝陽門と建水老街

雨の中建水の街に帰る。こういう時にチャーターバスを使えるのはつくづく有り難い
と思う。雨の中でいつくるともわからん路線バスや列車を待つのは結構つらい。
ガイドさんは元気一杯だ。
次は、朝陽門と老街を見てホテルにチェックインしようという予定になっている。
簡単に言えば、朝陽門でバスをおりて見学した後、老街をあるいていけば、自然に
ホテルに辿り着くという筋書きなのだ。悪くない。
朝陽門というのは、今は老街の一角に門だけがポツンとあるって、老街の規模から
すると異様に大きく感じるけど、昔はそれだけの規模の街だったという事なん
やろと思う。形は天安門に似ている。地元の人たちは天安門の弟やと言うて自慢
しているようだ。血縁関係はわからんまま上に登って中に入る。
外の階段を登ってる時に見える老街の瓦屋根がとても印象的で面白い。

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朝陽門の下は旧市街の重要な交差点だ。車が行ったり来たり忙しい。

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門の中はちょっとした記念館になっていて、清の時代の古い写真などがあった。
これはいろいろ面白い。土産物も売ってるけどそれには興味がない。

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大きい建物ではあるけど所詮、門やから中身が少ない。早々に下に降りて、老街
に向かう。老街らしきものはもう一箇所あったけど、そちらはいかにも俄仕立て
の作り物くさい。無理やり作った古いふりしたお土産屋街のようだった。こちらは
本物? かどうかは微妙なところ、でも作り物ではなくて、古い家もあるけど
新しい家もあるという自然に残った商店街だ。

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なかなか良い感じなんでスケッチしようと思ったけど篠突く雨がスケッチブック
にかかって濡れて描かれへん。

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しかたない。よう覚えておこう。

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そして明日の朝、雨が止んでたら、早い目にもう一度来て描こう。
傘をさして歩いてる風情もなかなかええものだ。
それに石畳やから雨に濡れても歩きやすいのがありがたい。

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ありがとうございました。