中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-09、武陵源で昼ごはん。

先ほど、天子山風景区でいた時、珍しく日本人の団体観光客にであった。わしらが
旅行する場所はいつもマイナーなとこばっかりなんで殆ど日本人の観光客に出会う
事はないけどさすがこのあたりは有名な絶景スポットやから沢山の日本人観光客が
来ても不思議ではない。日本の有名な観光会社のツアーで福島の方から来はったらしい。
わしらは馴れ馴れしく話しかけにいったけど若い添乗員さんは緊張気味だ。
わしらは邪魔せんと次に行こう。風景区の中は無料のバスに乗れる。どこに行ってもいい。
けどどこに行くかは地図と計画が必要だ。わしらも現地ガイドさん任せなんで
面倒なく、いいなりにバスに乗る。ここから一旦ググッと下がって、殆ど山を
降りて、中継基地のようなとこにいく。そこに飯を食うレストランなんかがある
ようだ。途中、途中の露天店で適当に買い食いして腹を満たしてもええんやけど
ガイドさんからするとちと不本意みたいだ。
それにしてもわしのデジカメがえらい不調だ。どっかに当てたんかもしれん。
スイッチを押してもレンズが出たり出えへんかったりする。何度も押したり、
引いたりはできへんからも一回押したり、してるうちに行けるようになる。
バッテリーを抜き差ししてもおんなじことだ。
何を言いたいかというと、タイミングよく写真がとれなくなってきたと言うことだ。
それはともかく、レストランのある建物についた。
ここ一箇所しかないようでとにかく混んでいる。
中に入る。
やっぱりなあ。
観光地のレストランそのものだ。高い。定食セットしかなさそう。しかも不味そう。
気が進まん。しかし、ここしかないと言う。
なんか簡単なやつはないか。ラーメンとチャーハンが目についた。
ガイドさんに頼んで、大きな鉢にラーメンとチャーハンを何人前かずつ入れて
もらって其々を何人かずつでシェアするということにできへんやろかと交渉して
もらった。
交渉の力はえらいもんだ。ビールをのんでるあいだに、そういう事で話がまとまった。

よかった。食いたくないもんを食って、お金と時間を無駄にしたくない。
で、ラーメンはこれだ。

チャーハンはこれだ。

どちらも定食セットについてくるやつで元々単品で供するものではない。
麺や餃子やチャーハンは中華料理の中では主食という位置付けなんでおかずがあって
普通の組み合わせになる。濃い味の中華料理での主食やから白ご飯のように、味は
薄い。ラーメンも出汁は薄味やし、チャーハンもとても淡白だ。わしらはこれで
一食賄おうと言う気なんで、卓上にある辛味噌や黒酢みたいなんを足して味付けを
する。美味しくはないが不味くはない。麺はつるんとして食べやすく美味しい。
チャーハンも軽くパサっとなるよう上手に炒めてるんで味を足せばなかなかの
ものだ。
ということで目出度く昼食作戦は完了したのであった。
簡単に言えば、定食をおかず抜きで食ったようなものなのだ。
せこいにもほどがある。
何はともあれ、ごちそうさんでした。
では、午後の部に向かうことにしよう。

武陵源、袁家界

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ありがとうございました。