薬を飲んだからか今日はえらく快調だ。気のせいか息がし易い。もう一つは靴の
中がすっきりしてる。実は右足の小指に魚の目ができててあんまり痛いんで魚の目
ころりというやつでふやかしてたんやけどすっきりとれずに中途半端に残ってたん
が靴に当たって痛かった。昨夜眠れないままに寝袋のなかであっちこっちと寝返りを
うってたら足に何かがひっかかってむりやり動かしたら激痛が走った。その時に
残りの魚の目がとれてしまったらしくえらいすっきりした。そのせいか、昨日までは
歩くと右足小指がすれて痛かったけど痛いのんがとれたんで今朝から何ともない。
後はギックリ腰にならんよう注意しながら歩くだけや。
但し、薬の副作用として書いてあったとおり頻尿がおきる。やたらトイレに行きたく
なるのだ。休憩の度にちょっと失礼と用をたしている。まあこれはしゃあない。
道は結構険しい。細かい高度差が沢山あって登ったり下ったり、
結構ガレ場もあって歩き難い。
遠くに吊り橋が見える。
今日は一日、川に沿って登っていくみたい。何度も橋を渡ることになる。
いつも川沿いの道を行くとき疑問に思うんやけどどっちが右岸でどっちが左岸?
それでググって見たら川の上流から下流を見た時、右側を右岸、左側を左岸と
言うのが正式らしい。今日は上流に向かってるから、右側が左岸で左側が右岸だ。
どっちでもええけどややこしい。
ここではどの橋も同じようだ。
暮らしの中で自然発生的に作られたのではなくて丈夫なワイヤーで出来た吊り橋で
長さや高さが違っていても幅も形も同じものなんで何かのプロジェクトで次々と
架けられてきたもんと思われる。これがなければ渡渉になる。ネパールの奥地に行くと
渡渉しながらの道も多いらしいんでこんな風に整備されてるとありがたい。
出発して30分ほど歩いたとこで橋を渡る渋滞に遭った。
向こうから荷物を背負ったロバやゾッキョが次々と渡ってくる。何時まで経っても
終わらへん。やっと途切れると思ったころ又次がやってくる。
いつになったら渡れるんやろ? しかし物資輸送が優先されるのはしょうが無い。
わしらもその恩恵にあずかってる。
感心するのは、こういうロバやゾッキョの一団はお互いに繋がれてない。それでも
お互いに繋がれてるかのように粛々と一団で行動してる。たまに誰かがちょっと
休んだりすると回りもちょっと休む。見ててほほえましい。すると後ろの方から
番人のお兄さんがピーと口笛を吹いたり、声を出したりすると又動き出す。
見た目に30、40kgくらいの荷物を振り分けで2つ担いでどんな山道でも
ヒョコヒョコ通って来はる。考えられへん力持ちだ。
このコースは高山が連なる遥か下の方、川沿いの樹林帯を歩くんで景色も変化に
富んでいる。
時には滝があり、
エベレストの道にシャクナゲが良く似合う。
とても良い感じのトレッキングルートだ。
さて、そろそろMonjo(モンジョ)かな?
まだやった。
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ありがとうございました。