雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-52、東川紅土地のホテルって

ここを訪問する計画を立てている時にガイドさんに相談された。東川紅土地って
いうところは海抜2600メートルくらいの高い山の中にあるんで、ホテルと
言うても山小屋みたいな民宿みたいなそういう簡素なとこしかありません。
例えば無理をすれば昆明から通うことも出来ないではないけどどうします?
ということだった。その時、迷わず、山小屋でええからそういう雰囲気のとこに
泊まりたいとお願いした。
それがよかったか悪かったか? わしにとってはよかったとおもうけど皆さん
どう思ったやろ?
内庭から見るとこんな感じ。

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見た目にはええ感じだ。それぞれ、シャワー、トイレ付きの個室になっている。
食堂は別棟にある。写真家たちが撮影旅行に来るというのをあてにして、そういう
狙いで作ったらしい、まだ新しい山小屋風ホテルだ。
内装は決して美麗ではないけど不潔でもない。ただ、トイレが謎だ。
便器の蓋を開けたらそのまま停まらへん。バタンとおちてしまう。便器の座ろう
と思ったら、蓋にもたれかかるようにしてすわっとかんとあかん。落ち着いて
座られへん。これではむりやでと全員苦情をいうと、ガムテープで留めてくれた。
洗面所もシャワーも山小屋と思ったらこれで十分と言うしかないけど、ホテルと
思ったらちと苦しい。
夜も結構寒い。言えば電熱とか毛布とかは何とかしてくれそうだ。
部屋の中のといれは問題ないんやけど、そとの共用のといれはかなり強烈だ。
やっぱり仕切りも扉もない。
まあ、これが雲南だと思えばそういうものなのだ。
そして、料理はとても美味しかった。街のレストランと同じように、いやそれ
以上に新鮮な野菜を各種一杯積み上げてあって、それを選んだら色んな料理を
してくれる。とても新鮮で味わい深い。
それに天然の蜂蜜を買うことができる。アカシアの蜜とか胡麻の花の蜜とか
いろんな種類の蜂蜜が格安だった。
わしから言えば、この山小屋ホテルはとてもよかったと思う。
これから先、この地方が人気になって観光ブームになったら今よりもっと一杯
人が来るんでいろんなホテルができて競争がきつくなると、いろいろ改善の余地
はあるんやろけど、むしろ、あんまり人気にならんとこういう環境で続けて
いただけると又来たいなあって思うくらいだ。
窓の外をみると、

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日がとっぷり暮れている。

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シャワーのお湯も不安定やし、いつで出るかわからへん。
さっさと毛布にくるまって寝てしまおう。
昼間の玄関はこんな感じだ。

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因みにここのご主人も写真家さんらしい。
つい写真集を買ってしまった。

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ありがとうございました。