高速道路ではないものの国道か省道はようわからんけど地図には101号と書かれた
それなりの道を走ってる。
はずであるけど道路標識とかは全く出てこない。町並みや村落があるたびにその
名前の標識が時々でてくるくらいだ。不安にならんでもないけどプロの運転手が
選んだ道やから問題があるはずがない。と思っていたら、その道もなんとなく
工事中状態になってきて、あげくは行き止まりになってるではないか。その手前
に何のインフォメーションもなくていきなり道路を塞いでしまうってどうなってんのやろ?
それでもドライバーはせきもあわてもしない。少し戻って迂回路に入る。向こうから
来るトラックとすれ違いがやっとという道を巧みに切り抜けて古い田舎道らしき
ところに入り込む。どうもさっき走ってたのが新道でこっちが旧道という感じ
らしい。まあこういうこともあるもんかと安心したら、どうも車が止まり始めた。
その先で、クレーン車が道を塞いで、上りも下りも(どっちがどうかはわからん)
ストップしてしまってる。誰も何もしいへん状態でどちらからの車も増えるばっかりだ。
誰かがのりだして交通整理をしたところでクレーン車がのかない限りはどうしょうも
ない状態だ。しかもクレーン車は除けるどころか作業を始めたようではないか?
段々事情がわかってきた。クレーン車で電柱を吊り上げて、設置する作業を今から
するらしい。もちろんそのための案内看板やら情報板は全くないし、前後に作業員が
立って交通整理をするようなこともまったくない。
粛々とクレーン車がやってきてゆったりと準備してお茶でものんで(まさかそんなことはない)
作業が始まる。ごめんなさいもなんもなしでわしらは待ってるしかないのだ。
見てる間に電信柱がゆっくりと吊り上がった。微妙に位置を調整してる。どうやら
入り組んで張られてる電線の間を通して下ろすらしい。
見てるわしらも力が入る。おろしては上げ、上げてはおろし、ゆっくりと位置を
定めて始めてから1時間ほどもかかってやっと作業が終了した。
よかった。クレーン車の支え台を収容したらやっと車が通れる。
牛も通れる。
じわじわと交通が元にもどりつつある。しかし、電柱が何本もあったみたいやから
あの工事はあの瞬間に始まって終わってしまったわけではなくてずっと継続的に
続いていくようなのだ。何と気が長いというか? そんな適当でええんやろと言うか?
しっくり納得いかんけどきっと説明聞いても納得できへんと思いつつ車は先に進む。
露天市場が面白そう。
田舎道が続く。後は順調に。
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ありがとうございました。