飯を食って、レストラン?からバスまで歩いていると、通りすがりに市場が開いてる
のを見つけた。雰囲気的には朝市の終わりかけという感じで、店じまいを始めたり、
まかない飯を食ってたり、まだまだ客を呼んだりと色々で地元の賑わいが伝わって
くる。
ちらちら横目で見て、先を急ごうとしたけど、あんまり面白そうなんで立ち止まって
しまった。
何売ってはるんやろ?
どうもこれは砂糖らしい。サトウキビから作った黒糖というか精製してない出来たて
のやつのような気がする。それを厚さ2cm、直径10cmくらいの円盤状にして1個
2元(30円)くらいで売っているのだ。黒いやつと白いやつの2種類ある。値段は
同じ、違いはようわからん。
おっちゃんの可愛い笑顔がいい。
覗き込んでるうちについ買いたくなってきた。
誰かが買い始めるとついわれもわれもとつられ買いにはしってしまう。おっちゃん
の前はわしらで犇めいて包んでくれる順番を待つ。おっちゃんはちょっと焦って
きた。受け取った誰かのビニール袋が裂けてぬかるみの上に落ちてしまった。
おっちゃんは笑いながら新しいのと交換してくれる。
ビニール袋も適当やし、入れ方も適当だ。1人当たり5個も10個も買ってるから
重いのは当然だ。又スーツケースが重くなる旅がはじまりそうだ。
行く先々でこんなことがありそう。一つかったら他におもろいもんはないかと
目で探す。
市場の中は殆どの店がもう店じまいをして品物を引き上げている。残念だ。
こういうとこやったら、ピーナツやら木の実やら美味しそうなもんが並んでる
やろし、山椒や唐辛子の干したんがあるかもしれんし、蜂蜜やら、もっといろんな
田舎の幸、山の幸があるかもしれん。また別の機会も逃がさんようにせんとあかん。
ところでこれは何を売ってはるんやろ?気になるなあ。
奥の方に目をやれば、おっちゃんやおばちゃんや若い衆たちが賄い飯の真っ最中だ。
多分あれは、網の上に豆腐を載せて焼いてはるのだ。建水で食べ損ねたけど
雲南名物なのだ。
麺も旨そうやけどあの豆腐もきっと硬くて素朴な味で美味しいのだ。
でもあんなとこにコンロがあるはずはないんで、あの網は何で炙ってるんやろ?
気になるなあ。
若い子はこんなとこでもスマホをつついてお猿になってはる。
世界中同じ現象というのはグローバル化のええ面なんか? 悪い面なんか?
表を歩いてる人達の女性はかならず、綺麗な織物の当て布をお尻に巻いてはる。
これがこのあたりの少数民族の印なんやろか?
赤、青、紫と綺麗な手織りの織物が使われている。
しかし、雨はいっこうに止みそうにない。
棚田見学はどうなるんやろ?
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ありがとうございました。