雲南省、元陽、建水の旅-06

雲南省、元陽、建水の旅-06 紅河で昼飯だ
車は順調に走っている。昆明をでると、玉渓というところだが、ここも
大きい街だ。しかし、特に用もないのでトイレ休憩くらいで快調に通り
すぎる。結局4時間くらい走って、運転手が、「次の街で衛生的に問題なさそうな
店があったら食事にしたいと思いますがどうですか?」と声をかけてくる。
「それで、ええよ」としばらく走っていると、丁度道路脇に適当なレストランが
見えた。
「あそこでいいですか」
「全然、問題ないよ」という事で、店に入る。
今回の運転手とガイドは、「私たちは別で食べますから」と遠慮するが、
「皆で食べた方がおいしいから」と強引に誘う。
入口に入ると、いきなり野菜棚だ。
こういうのがあると嬉しい。新鮮さが直接伝わってくる。
食べた事がない野菜を選んで、料理法を決める。楽しい時間だ。

野菜以外は、こちらのケースの中だ。こちらは新鮮かどうかはわからないので
ちょっと気にしないといけないかもしれない。

この小魚は「炸小猫魚」というそうだ。子猫とは見えないが。
とても美味しい。からっとしてビールに最適だ。

この野菜だけのスープ。こういうのは体にいいのだ。
「甜菜」というそうだが、その通り甘味がある。

これも野菜を中に入れた卵焼き。私は卵焼きが大好きだ。
「香椿煎蛋」という名前だそうだ。椿って?

この野菜は、メモには「甜菊」と書いてある。菊菜の一種かな?

肉もないとさびしいかな?と「回鍋肉」

こちらは、「炒苦菜」という。ちょっと苦いが美味しい。

最後は、「味魚」だそうだ。
川魚だが、揚げたものに甘酸っぱいたれがかかっている。
これも、外側のパリパリと中の白身がタレの酸味と合わせると実に美味しい。
イ泰(二ンベンに泰という字)味というからタイの味(国境にわりと近い)かなと思ったが、
イ泰族と言う少数民族があるそうだ。

今回の食事は、野菜が実に新鮮で美味しい、やはり、雲南の山の豊穣を
いただいたという感じがして大満足であった。