ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-21、ノアラボ・パヤ山頂寺院

さて、わしら3人と上に用があるらしきお店のおばちゃん2人がトラックの荷台
に乗って出発だ。いきなり山道に入る。右に左にくねくねと車が跳ねる。その
度に体が左右に大きく振られるんで荷台の手すりを持っとかんとあかん。

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上下の跳ねも結構大きい。板を横に渡しただけのトラック荷台簡易座席では、
腰で踏ん張るのもえらいきつい。両手と腰で踏ん張って、歯を食いしばって、
耐えねばならない。
途中で、山頂から降りてきたトラックとすれ違った。

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これが低コストバージョンなのだ。みんなでワーワー乗ってるのは楽しいかも
知れんけどこれはきつそうだ。車は猛スピードで走ってる。下りとなると尚更
やと思う。しかも、1時間半強かかる。
つらい。
やっとついた。

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これがトラック用プラットフォームだ。
では、トラックを降りてノアラボ・パヤ寺院に向かおう。

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今のところわしらだけトラックで登ってきたはずなのに何で観光客がいてるん
やろ?
ようわからんけど長い階段を上に登る。

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登り切った前方に異様な物体が。

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おおあれがノアラボ・パヤなのか。
何かの具合で岩と岩が載り重なった珍しい形は日本にもあるし、世界の彼方此方
にある。それを神様にしてしまうのもよくある話だ。
しかし、こんな風に金々のご神体にしてしまうのは珍しいように思う。
その秘密はこうだった。
最初からこうなんかはわからんけど、ここで金箔みたいなのをもらう。

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これは貰うのあって、お金は寄付だ。幾らでもいい。幾ら渡したんやろ?
忘れたなあ。あんまり沢山でないことは確かだ。
でそれをこの奇岩に貼り付ける。

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それがこうなる。

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他に、いろんな有り難いオプションがあったような気がするが大勢に影響が無
さそうなんで忘れてしまった。
貼ったあとは横にあるテラスの屋根の下からお祈りするのだ。

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山頂やから風が吹き通って気持ちがいい。
テラスから向こうを眺めると、遙か遠くの山が霞にたなびいてとても良い感じだあ。

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中々良い風景なのだ。

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正面に見える峠が登ってきた道らしい。

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えらいとこを来たもんだ。

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ありがとうございました。

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