中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-24、杭州、龍門古鎮へ

中国の人は三国志がとても好きなようだ。例えば日本人が赤穂浪士が好きやっ
たり、幕末の志士が好きやったり、戦国時代の英雄が好きやったりするような
もんやと思う。そやからかどうかはようわからんけど三国志に出て来る英雄の
末裔がどこそこに住んでいるとかいう話は良く耳にする。
ここ龍門古鎮もその一つで、呉の孫権の末裔が住んでいるという話だ。
駐車場についたら前が見えへんくらいの大雨だ。
西湖もやけど、古鎮には雨が良く似合うと思う。石壁と漆喰の壁が雨に濡れて
味わいが深くなる。

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けどこれは雨にも程があるわって言うほどの大雨だ。
建物に入ったら外にでたくない。

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しばらくまわっているうちに段々小降りになってきた。これでゆっくり見れる。
こんな木の枝の形、いつでも描けるようにストックしとかなあかん。

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この村は、安徽省の世界遺産の古鎮程は古くないけど、感じがよくにている。

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ちょっとしたお店が多い。こんな雨の日でもうまそうな肉団子を揚げている。
横道、裏通りもおもしろい。

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微妙に曲がっているのがとてもいい。

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木樽を修理してはんのやろか? こんな風景、日本ではなくなってしもた。

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冬の燃料備蓄中なんやろね。

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石壁と道路の石がマッチして良い雰囲気を作っている。

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振り分け荷物と傘、どない組み合わせてんやろ? 見事やないか。

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古いお堂があった。小雨の中庭に立つとちと妖しい空気が漂っている。

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柱や鴨居のようなところに見事な彫刻が施してある。

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何かの物語りであったり、魔除けであったりするんやろか?

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中国には妖怪の話が一杯あって面白い。
例えば、雨を避けて、古いお堂に紛れ込んだら、いとも美しい女が居た。向こ
うもまんざらではなさそうなんで、連れて帰って妾にした。懇ろに暮らすうち
に、ある晩、ふと気がついたら隣の部屋で、人間の皮を脱いだ魔物が、包丁を
研いでいるかもしれんのだ。
画皮という中国映画にも出て来るような化け物にとりつかれかも知れんのだ。
くわばらくわばら!
幸か不幸か、もしかしたらこんなこともあるかもしれないのだ。
奥の方に、一族で一番偉くなった人の家があった。

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状元って言うたら、科挙の試験でトップになったひとの事だ。
大臣間違いなしなのだ。
出口で、ずっと気になってた肉団子風の揚げ団子を買い食いした。

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熱々、ほこほこでジューシー、とてもおいしい。

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ありがとうございました。