中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-20、杭州、「巴国布衣」で変面ショーを見る

今日は杭州に帰って食事の時に楽しみがある。四川省で有名な変面劇のさわり
を食事の間にショーとしてやってくれるレストランがあって、そのチェーン店
が杭州にもあるのだ。「巴国布衣」という四川料理のレストランだ。
四川省には川劇(川というのは中国では四川を表す)というのがあって、詳し
くはわからんけど、京劇が北京を中心にあるように、各地にある伝統的な芝居
(歌舞伎のような、というか歌舞伎がこういうのから派生した)の一つらしい。
内容はようわからんけど、古典的な物語を芝居に仕立てて歌や踊りとともに、
舞台狭しと動き回るんやけど、クライマックスに特長があって、役者さんが顔
に薄い布の面を被ってるんやけど、首をすっと振って見栄を切るような動作の
瞬間にその面が違う面に変わるのだ。その変わる瞬間をそれとは見せない素早
い動作で行う至芸を見せてくれる。それが、物語の進行と音楽に合わせて、次々
と際限なく変わっていくんで、なんとまあと驚きあきれて見とれるほどなのだった。
安いものではないけど2時間程の舞台劇は盛りだくさんでとても満足できるも
のだったんで機会があれば又見たいと思っていたのだ。
その時のブログ記事はこちら

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勿論レストランで食事の合間にやる簡単ショーやから多くは期待できへんのや
けど、変面のエキスのとこが見れたら楽しい。
食事の間に入り口横の舞台前に集合して、ええ場所を確保する。
ドラがジャンジャンジャンと鳴って俳優登場だ。

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いきなり見得を切って型を決める。

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そして次々とポーズをしながら舞台の上を踊りまくる。

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かっこええ。

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しかし、仮面が切り替わったのはようわかるんやけど、そのタイミングはどう
やら首を縦に振る動きを使ってるらしいという事ぐらいはわかるんやけど、具
体的にどうしてるんかはさっぱりわからん。
しかも何枚もの薄い布の仮面をどうやって重ねておいて、間違いなく順番に外
していけるんか。優れ技やとしか言いようがない。
目を皿のようにして必至で見てるんはわしらくらいで、他のお客さんは殆どが
余裕で、ちょっと見るだけ、あるいは席から遠望するだけの人も多い。もう見
慣れてはるんか、中国国内では種明かしは済んでいて誰でも秘密を知ってるん
かも知れんなあ。

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おっと、客席まで出てきはった。
ミッキーマウスの大サービスや。

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でも著作権大丈夫かなあ?
又舞台にもどって、
だんだん面がなくなる。

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最後は素顔で。

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なるほど素晴らしい。

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ありがとうございました。