杭州お絵かき勉強日記-048 さすが、老舗「知味観」はおいしい

杭州に名だたる老舗の食いもんやがあると聞いた。「知味観」と言うそうだ。こんな名前台南で聞いた
ことあるなあ、おいしい店にはこんな名前つけるんかなあと親しみがわいた。
それで調べてみると、わりと近い。毎日散歩するコースの終わりころにある。西湖の東岸、高級店や
高級ホテルや、食いもんやさんが並ぶ東坡路と解放路の交わるあたりにありそうだ。
早速行ってみよう。
えらい大きいレストランだ。高級ホテルみたい。

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玄関の看板には高級料理の写真がずらりと貼ってある。えらい入り難いやんか。
右の横の方では、小吃の持ち帰り専門の店舗になっている。こっちも大賑わいだ。
どうしようと中をちらりと覗き込んだら、なんやらいつものやかましい中国がありそうだ。
思い切って入ってみた。

ここでもチケット売り場がある。何処も同じだ。おばちゃんの後ろのメニューの看板をみながらチケット
を買うのだ。ちょっと違うのは、ちけっとが料理の交換券ではなくて、ただの料金分の金券だという事だ。
それで、料理毎に違うカウンターがあるので、そこにならんで、自分の欲しい料理名を言えば、料理を
作ってお盆に載せてくれて料金分のちけっとを持っていく。料理が合っていればちょうどいいし、間違って
いれば残ったり足りなかったりする。
「何や、ややこしくしただけやんか」とえらい不思議に思う。

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さて、何を食おう。
とりあえず、ここで一押しという三鮮小龍包は欠かせない。
昼飯やからこれで十分なような気もするが、ちと寂しい気もする。
麵を食いたいなあ。自分ひとりで相談しながら決めた。牛肉麵だ。
それで注文すると何故か高い。変やなあ。まあとにかくカウンターに行こう。

チケット売り場も混んでいたが、料理カウンターはもっと混んでいる。
並んだつもりでも、いつものように上手にすいすいと割り込まれるがそれでも順番が来た。

あっちで小龍包、こっちで牛肉麵とならんでやっと受け取り完了だ。
しかし、チケットがあまっとるやんか。やっぱり値段間違えてたんや。後で返してもらおう。
それでお盆を持って席をさがす。これまた一仕事だ。大きな店内をうろうろしてやっと見つけた。
さあ、食べよ。

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まず三鮮小龍包。なるほど、こいつは美味い。
おつゆがたっぷり入っていて、そのおつゆが油っぽくない。餡もおいしいし、皮もおいしい。
蒸しざるに入ってあつあつだ。これで名を成しているというだけのことはある。
上海の○○よりは味がしっかりしておいしいと思う。

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牛肉麵は具がたっぷりだ。野菜もいっぱい入っている。肉も沢山だ。
麵はやわらかくなくて硬いというほどではないがしなやかだ。細麵で食べやすい。
量がたっぷりすぎて、小龍包といっしょだとやっぱり多すぎた。

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でも久しぶりにおいしいものを沢山食べたという満足感がある。
帰りにカウンターに行って、あんたが間違ってたで、余ったやんかと言うと、お金を投げてよこした。
これは普通の態度であって、悪気があると思ってはいけない。

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ありがとうございました。