中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-15、温州、永嘉、朝の散歩

まだ雨はやんでない。でもこの街は何かとてもユニークなところがありそう。
街の探検に行きたくてしょうがない。しかし、いろいろバタバタしたてんであ
まり時間がない。とにかく表に出よう。

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いきなり驚いた。大阪のおばちゃんの必殺アイテム、ママチャリに傘をつける
やつ、あんなやつがバイクについてるのだ。それのおおきいやつや小さいやつ
をバイクにつけてすいすい気持ちよさそうに走ってるのだ。

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なんと自然なんやろ、何でこんなやつ他所の街でもしいへんのやろって思うく
らいグッドアイデアやないか。

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こうやってみたらあぶないことも何もなさそうや。スピード出さへんという前提
やったらこれで十分快適なのではないだろうか。
人力車の人ももちろん屋根付きだ。

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とてもおもしろい。
雨が降ってもなんのそのだ。
こんなのを見てるとこの街はきっとおもろいぞって思ってしまう。
もうちょっとだけ歩いてみよう。
こんなとこで何か食ったらおいしい時もある。

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露地裏の通り道にテントを渡して店にするのはあたりまえの技なのだ。

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なんでも直しはる人がいてはった。

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一杯道具を持っててなんでも直す。こんなのは中国でもアジアのどっかの街角
でもよく見かける。こんな風にモノを大事にするのは良いことだと思う。
杭州に居るときに靴の底に穴があいたのを修理して貰ったことがある。とても
助かった。
この向こうが賑やかそうだ入って行こう。

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あの一番奥に市場がありそう。
傘つきバイクがぐいぐい入ってくる。

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普通の下町の市場、こんな風景とてもいい。
しかし、横をみると、豚の顔やら、羊の頭やらがでんと乗っている。総て商品
なのだ。わしは気持ち悪いんで写真もよう撮らんけど、おいしそうって皆さん
見てるんやろねえ。

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一番奥の大屋根の下が正規の市場でそこまでの路は勝手にやってはるという可
能性もありそうだ。

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この街を歩いてると、何がどうとかはっきり言えんのやけど、何となく発想が
ユニークそうで、見てるだけどとてもわくわくして楽しい。もっとゆっくりし
てあちこち歩き回ったらいろんな発見がありそうで、もう時間がないのが残念だ。
こんなとこで何か買ったら、それも面白いやろと思う。
又、いつか機会を見つけて来てみたい。

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ありがとうございました。