中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-16、温州、林坑古村へ向かう

これから行く林坑古村というところは、ある種の秘境のようなところだ。
香港フェニックステレビの副社長で「空撮の第一人者」と言われていた趙群力
という人がこの村をライトプレーンのような空撮用の飛行機で撮影中に事故で
死んだということで、誰も知らなかったこの村が一躍有名になったのだそうだ。
そしてもう一人、趙瑞椿という画家がたまたまスケッチ旅行中にたまたまここ
に辿りついて、ここの風景がすっかり気に入り発表したんで、美術を学ぶ学生
たちがここを訪れるようになったというようなところらしい。
わしが三年前に杭州に留学してた頃は、そこそこ名前は知られ始めてたようで
はあるけど、観光客がどんどん訪れるというようではないようで、どんなに調
べても、交通手段が殆どないというのがわかった。新幹線で温州の駅まで行き、
そこから数時間バスにのって、後は数時間歩かないといけないらしい。
しかも道案内の標識なんかはないから着くかどうかは運次第のような感じでも
あった。えらい秘境やなあって思った次第だ。今回調べてみると、最近はとみ
に人気があがり観光客がどんどん増えているらしい。
早く行っとかないと秘境感がなくなって面白ろない。
昔の秘境がそのまま残ってるってどんなとこなんやろ。
民宿もあるらしい。いつか泊まりに来たいようなとこやろか?

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てなことを思ったりしてるうちに入り口に着いた。

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おっちゃんが一人で門番をしてはる。

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でも入場料は取らへんみたいや。
確かに観光地になってる。ちゃんと地図ができてるやん。

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門を入ると小川に沿って村に通じる道がある。
こないだの国慶節の連休の時は観光客が押し寄せたのだそうだ。今は人気が無
いのが幸いだ。
こんな田舎の家、日本にもあるよなあと思いながら先に進む。

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道端に停めてあるのは民家とは違和感のある高級車。それも1台や2台ではない。
どう見ても観光客のんではなくてこの土地の人のもんだ。ベ○ツやB○Wみた
いなの。えらい急な観光ブームで潤ってはるんやね。みんながお金持ちになっ
たんやったらええんやけどそうでもないんやろねえ。

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こいつらは近日中に食われる運命なんやろか?

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麺やら、生姜やら自家製の食べ物をいろいろ売ってはるみたい。

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帰りにゆっくりみて買って帰ろう。
この村は想像してたより明るい。実はもっと薄暗いところやと想像してた。
何故かはわからん。
竹林が美しい村らしい。

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ありがとうございました。