上海経由南京の旅ー11

南京博物館
さて、一応悠久の大河も見たので、そのまま南京博物館に向かってもらいました。
「大きい」さすがに故宮のお宝を沢山保管しているだけのところではある。
門をくぐって庭園になっているアプローチを抜けると新造の建物があります。
改装後のもので、隣に休館がまだ残っています。
チケット売り場にいきますが、いくらと書いてません。それで窓口の人に
「いくらですか?」と聞くと、「身分証を出せ」と言います。
「????」と思いましたが、パスポートを出して見せると、
「よし、OK」と投げて返してきます。
要するに無料という事でした。たまたま日曜日だったので無料だったのか、
いつも無料なのかは聞きませんでした。
前に長沙というところで博物館に行った時も日曜で無料だったので、同じなのかも
しれません。
そう言えば、パスポートを見せると外国人にもシニア割引がある観光施設も
あります。老人を大切にするというのはよく感じますね。

中に入って、真っ先に書画の展示室に向かいました。
もしかしたら石濤があるかもしれないとわくわくしていたのです。
しかし、今回は展示していませんでした。数は多いし、いい作品もおおいけど、
ちょっとお宝とはいえんなあと思うものも多く少しがっかりでした。

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次は、陶磁器のところです。
さすがにすごいものが沢山あります。
景徳鎮の名品もたくさんあります。
宋や元の時代の青磁、白磁もあるし、東洋陶磁美術館でいつも見るようなものが
沢山ありました。

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この青磁は「雨後晴」というやつなんでしょうね。
いいですね。

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しかし、どうも展示の仕方なんでしょうか、いま一つ惹きつけられないのです。
展示のセンスって重要なんですね。

期待していただけにちょっとがっかりでした。