雁蕩山というのは、中国の武侠小説で有名な金庸の「神雕侠侶」という話の舞台
になったところらしい。いやなんちゃらというアニメの舞台であったという話
を聞いたことがあるような気もする。とにかくマイナーなようで、知る人ぞ知
る場所でもあるらしい。海に近いし温暖でいい気候のところにある。
こういう奇岩、奇山が連なるとこやからさぞかし観光客が多かろうと思うけど
意外と穴場なのだ。わしが三年前に杭州にちょっとだけ居た時にここに一人で
来ようと画策したことがある。
温州までは新幹線があるから簡単だ。そこからは日に何本あるかわからんけど
ローカルバスしかない。それで多分この霊峰風景区辺りまで来ると、そこから
が大変やったと思う。定期バスみたいなのはあんまりなさそうなんで、乗り合
いタクシーみたいなんを探すしかないようだった。そういう状況に対応できる
ほどの語学力に自信がないんで不安になった。やってみればなんとかなるとも
思って、何度か計画したけど、休みが合わずに断念したのだった。
今ここに来て見ると、多分その時来てても予想通りのところで苦労したやろう
と思う。それはそれで楽しかったやろうけど。
で、現地ガイドの案内で先に進む。
ここも奇岩が多い。
一つ一つ名前がついてるんやろと思う。
なかなかええ感じの場所に四阿がある。
昔のままやったらもっと感じがよかったのに。
橋を渡って
お寺のある広場に出た。
その頭の上が夫婦岩らしい。
男女が抱き合ってる形に見えるだろうという。まあそう見える。
この階段を上ると中腹まではいけるらしい。
途中にも修行の場や見晴台があるようだ。
山形の山寺みたいなとこかも知れん。
山頂にも奇岩が見える。
ここでは夜の観光があるらしい。日が暮れると別料金になって、夜の観光が楽
しめると聞いた。どうせけばけばしいライトアップでギンギンギラギラの風景
を見るだけなんやろって言うたら、ライトアップは一切なくて月明かり、星明
かりだけで夜景を楽しむと言う。
へえ、そうなんか?
どんなもんか興味はあるけど、時間がないんで又の機会にしようと思う。
しかし、そんな情報聞いたことないんでほんまかどうかはわからない。
やっぱりライトアップするんとちゃうやろか?
ここの四絶の風景はどこに行っても山の上までいく路があって、梯子やロープ
がかけてあるらしく、かなりの空中散歩が楽しめるらしい。
ネットを見てるとそういう写真が沢山見つかった。そういう所にいくのも面白
いかもしれん。又機会があれば試してみよう。
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ありがとうございました。