杭州のレストランはわりとおいしい。やはり南宋時代の首都ということで爛熟
した文化を経験したということで美味しい料理の名残が残っているんやと思う。
そういう意味やと蘇州料理も洗練された美味しさだと思う。杭州料理よりは文
化のレベルが高いと思わせるところがある。爛熟の度合いが違うのだとおもう。
蘇州は国の都にはならへんかったけど商業の街としてつい近代まで栄えていた。
言わば大阪みたいなとこだ。今は直ぐ近くの上海の方が大都会になって、おい
しい食べ物も上海に集まっている様子ではあるけど、根底では蘇州の方がおい
しいものを分かっていると思う。
中国では他にもご当地料理が沢山ある。四川料理、湖南料理、広東料理、山東
料理(北京料理)、東北料理等々、切りが無いほどだ。
とにかく、中国の人は火と油を使う料理の天才やと思う。
どこにいてもうまく探せばその土地特有の美味しい料理があるようなのだ。
で、杭州に来たら杭州料理を食べよう。今となっては格別という程ではないけ
ど、美味しいといえる料理は沢山あるのは間違いない。
で、この知味観は杭州料理では老舗で有名だ。観光客によくこの店への行き方
を聞かれたくらいだ。何度か来ていて新鮮味は薄いけど、河坊街の通りの真ん
中にあって慌ただしい買い物の後では便利なんでとりあえず入ってしまう。
前回は2階の良い感じの席に案内されたけど、今回は入り口近くの落ち着かへん
席だ。2階に換えてくれって頼んだけど満員と断られた。ほんまかどうかわから
んけどしょうがない。
まず、ビールで乾杯。
千島湖というのは、行ったことないけど杭州市からほど遠くないところにある
湖だ。このビールは杭州で一番安い。留学時代は毎晩飲んでた。安いけど薄い
のが特長だ。アルコール度数は3度くらいとちゃうやろか。
軽いんで幾らでも飲める。
おなじみの東坡肉。
蘇東坡は杭州の知事みたいな職についてた事があるらしい。西湖に有名な蘇堤
というのがあって蘇東坡が治水の為に西湖に作った堤防の跡らしい。今は有名
な観光道路になっている。今回は最終日に歩いてみる予定だ。
これも時と場合によって出来不出来があるらしい。前回は好評やったけど、今
回はとろとろさがやや不足してる。
水晶蝦も杭州の特色菜になっている。
まあ、どうってことはない蝦は蝦の味。おいしいことはおいしい。
きんぴらゴボウみたいな料理。
ピリ辛でビールによくあう。とてもおいしい。
魚の擂り身とニンニクの茎? みたいなのの炒めモノ。
これも薄味でとてもおいしい。
甘辛い麺料理。
濃いめの味付けやけどとてもおいしい。
野菜を忘れてはいかん。
アスパラ炒め、
中国料理では定番でもある。
もう一品くらい食べれるかな?
小籠包。
皆で食べたら沢山の種類が楽しめるからいいなあ。
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ありがとうございました。