(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
いったいどれくらい上っておりるんやろう。巨大といえる峠をいくつか越えて
いくらしい。もう3時間以上走ってる。町も村も一杯通り過ぎて来た。どっか
ええとこ来たら休憩したいなあと思い、見晴らしのよい場所を物色し始めた。
お茶屋さんがあったらそれでもええなあとも思ってたその頃、峠道を上りつめ
たあたりでご飯を食べられそうな店が3、4軒並んだ一角があってそこで車が
停まった。
「休憩しましょう」
と言うことだ。望むところ。
とりあえず急いでトイレにいってからまわりを見回す。なかなか面白そうな所
やんか。
このあたりをお昼頃に通って昼メシを食いたかったなあて思う。おいしいもん
が食えそうや。
何ちゅうてもこの石窯がええねえ。
家に持って帰りたいくらいや。
このバスがここにあるのは意味があるんやろか?
牛も機嫌が良い。
で、「お茶飲みますか?」と言うので、「勿論」と答えた。
ちょっと水が心配ではあるが、熱いチャイなら問題ないやろ。
そう頼むと痺れるほど熱いのが出てきた。フーフーして飲み始める。
砂糖も持って来てくれたけど、甘い茶は好きでは無い。
飲みながら周りを見回すと、燕が飛んでいる。
燕の巣が家の中にあるのだ。
子どもに餌を運んでいる。ええなあ。こう言うのを見てると飽きない。
えらいゆっくりした休憩やなあって思てたら、いつの間にか、運転手が飯を頼
んでいた。朝飯食ってないんでここで食っていくという。
最初から予定通りなんやなって思たけどまあええ。
こいつもいつかは食われるんやろか。
おばちゃんがカレーを作っている。
ネパールのカレー定食ダルバートやろうと思う。
結構時間がかかってカレーができた。
美味そうやなあ。わしらも食おうかとも思うけど、お腹がいっぱいやし、ちょ
っと心配でもある。
運転手が飯を食ってるあいだに行商の車がやってきた。
楽しそう。
いくらなんでもそろそろ出発しよう。
峠を下りかけたところに橋があった。何か説明してくれたけど忘れた。
結構大きい川が流れている。
まだまだ先は長い。
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ありがとうございました。