高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-32、エベレストビューホテルで晩御飯。

暇やからあちこちうろうろしてる。そのときはスリッパを履いてるんやけど、ちょっと
ベランダに出たりする時はトレッキングシューズに履き替える。面倒ではあるが
時間はいくらでもある。手間を省いても何の得にもならん。そうこうするうちに
ちょっと気になることが出て来た。
どうもトレッキングシューズがおかしい。全く手入れせんと何年もほったらかし
のやつを確認もせんと履いてきた。ようみたらかなり痛んでるやないか。底皮も
何箇所か隙間ができてる。もしかしたら履いてるうちにベロって剥がれるかもしれん
という恐れがあるような気がする、実際えらいことになったんやけどそれは後の話、
今のうちにガムテープかなんかで補強しといた方がええやろか? ここまで何とも
なかったんやしもうちょっとやからいけるんとちゃうやろか? いやいや折角
いいホテルに居るんやからここで頼んだらテープぐらいはあるんとちゃうやろか、
暇にまかせていろいろ悩みはしたものの結局はグズグズと何の行動もせんとその
まま置いてしまった。
外は相変わらず雪。

時々雲がすーと引いて明るくなる兆しがするときもあるけど長くは続かへん。
部屋の外も結構積もってきてる。

こういう雪景色も決して悪くはないんやけど遠路遥々ここまでエベレストを見に
来たということを考えるとちょっとつらい。
本ももう残り少ないというか1冊しかない。
松本清張の「霧の会議」というやつだ。しかも、上巻しかないやんか。それで
最後回しにしてたけどとうとうこれしかなくなった。今となっては、古臭い推理もん
なんやろけどまあええか。
ところがこれがまたとても面白い。
舞台はロンドン、霧のテームズ川に死体が浮かぶ。これは誰だ。イタリアから
来たマフィアらしい。バチカンの法王庁をめぐる裏金作りと、隠し資金、マネーロンダリング
の闇は深い。そしてそれを見ていたのは日本人の男と女。夫婦のようで夫婦でない。
不倫なのか。女の方に深い事情があるらしい。事はもつれもつれてヨーロッパへ、
パリからカンヌ、ニースそこから更に・・
古臭いどころか今でも通用するような新鮮感がある。
とても面白い。天気の事を忘れて一気に読んでしまったけど、下巻がない。そんな
あほな。ここで中断は情けない。帰ったらすぐに読もう。
という事であっという間に晩飯の時間になってしまった。
晩御飯はステーキ。

ネパールの牛は水牛なんでステーキは美味しいと思ったことはないけど、ここのは
水牛ではないんやろか結構おいしい。
デザートもある。

これも美味しい。
さて、夕方になって少しは晴れてくるかな?

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ありがとうございました。