ネパール、古都とヒマラヤを感じる旅-27、ルンビニに着いた

さて車は又上ったり下ったりしながらいくつか峠を越えて町を越え、村を越え
て走っているが全体的には上っていってるようだ。そして山をぐるっとまわっ
て今度は下り始めた。
さっき休憩してから、また2時間以上は走ってるやろう。谷が変わったのか、
風景が変わってきた。
道中で棚田なんかが見えたらええなあって思うてた頃棚田が見えた。

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さっそく、「ちょっと停まって」と合図する。
さすが、ヒマラヤの国だ。山も大きいけど棚田もスケールがでかい。

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思い切り下まで棚田が広がってる。

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正面の山にも村があって棚田がある。

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残念ながら田植えの季節でもないし、稲の実る季節でもなさそなんで田は土の
色のままだ。
一面の緑、あるいは黄金色の季節に来てみたいものだ。
暫く走ると、結構大きい街を通った。

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人口もそれなりにありそうだ。

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こういう山深いところで、どうしてこんなに賑やかなところ何もないとことの
違いができるんやろう。
バスで行くというのはこういうやつやろか

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このあたりは山羊さんのいる部落。

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そして何もない農村。

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そしていきなり街まで降りてきた。

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ルンビニはもうすぐだ。
ここがルンビニの街で、聖地に入る門であるらしい。

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えらく暑苦しい街だ。

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聖地のあるあたりは、何もない森だ。
やっとホテルに着いた。

おおよそ8時間ほどの旅だった。運転も大変やったろうけど乗ってるのも結構
きつかったけど、やっと終わった。
さて、ここでチップの話。
今回は運転手にチップをあげなかった。途中で運転手が食事した分はこちらが
支払った。しかし、チップはあげなかった。
いろんな場面でチップが必要な国はとても気をつかう。それだけで疲れてしま
うほどだ。その為に小銭を常に準備しておかないといけない。
それで、いつも悩むのはチャーター車やガイドのチップだ。ネットで調べたり
旅行会社の案内をみたりするとそれなりの金額をあげないといけないようだ。
でも、その旅行に対して支払った分は彼らの報酬にはならないんやろか。それ
以外のサービスについて特に何かあればあげるという考え方ではあかんのやろか?
特に今回はガイドなしで車だけだ。少なからぬお金を払っている。そやから、
しんどい運転という事の対価は渡したはずなんでチップはどう考えたらええん
やろ? いろいろ面倒くさい。それに運転以外にはたいしたサービスは受けて
ない。そう思ってあげなかった。あげなかったけど、それに対していつまでも
気になる。やっぱりあげたらよかったんかなあ?
いつまで経ってもこういう機微がわからへん。

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ありがとうございました。