貴州の旅ー16

万峰湖で昼飯だ
景色をみながらゆっくり飯を食うのかと思ったが、確かに景色を見ながらだが、止まった
舟で飯を食うのだ。

まあそれはどっちでもええ。
最初は小エビ、こういうのはビールのあてに大抵は旨いもんやけど、こいつはちょっと
いけない。まずいわけでもないけど、それほど旨いわけでもない。

さて、いきなり魚がきた。2匹あるから2種の料理が出るそうだ。最初はスープ。
これは旨い。あっさりしてるがコクがある。
小骨がなくて食べやすい。べろべろも沢山あってコラーゲンたっぷりだ。
沢山食べても飽きない。これはええなあ。

魚がだめな人用にたのんだ回鍋肉。これはまったくいけません。
魚専門の料理人に肉をたのんじゃいけないのだ。

小白菜。新鮮で美味しい。味付けもいい。

チャーハンが出た。
「こんなん頼んでへんで」
ガイドが、魚が食べられへんので厨房に行って特別に作ってもらえるよう頼んだらしい。
「でも金を払うのはわしらやろ」
「おいしいからまあええか」

最後は残りの1匹だ。甘酢あんかけ。
これはこれでうまい。しかしお腹が一杯だ。もう食べられへん。
「でもおいしい」

なかなかええ昼ごはんであった。
又あの峠を登るのはちょっとかなわんけど仕方ない。