少し前になるけど和歌山の粉河寺に行く事があった。
粉河寺を目指して行ったわけとはちゃうんやけど、ちょうど用がある側にこの
寺があったんでついでに寄ってみたというわけなのだ。
粉河というと、大阪から行くのに南海高野線で橋本まで行って、JR和歌山線に
乗り換え約30分。或いは、JRで和歌山駅まで行って、そこからJR和歌山線に
乗り換えてやはり30分程。ちょうど中間にあたるのだ。
不思議な事に橋本から行く時は1時間に1本程度、和歌山から行く時は1時間に
2本程度。つまり折り返し便がないと計算が合わないのだ。
それはどうでもええとしてわしらは南海高野線から行く事にした。
この時点でそろそろ桜が咲きかけていた。
粉河寺は西国三番の札所ということで、平日でも札所巡りの人たちや観光の人
たちでそれなりの賑わいがある。
途中で昼飯を食おうとしたら、駅から山門までの間の結構長い道のりで、食事
所が2軒ほどしかない。人通りは殆ど無いんで中もガラガラやろと思ってたら、
案外人が入ってる。食べてる間にもどんどん入って来るという状態だ。油断し
てたらご飯食べられへんとこやった。油断大敵なのだ。
お腹一杯でビールも飲んだから体がかなりだらけてきている。
それにこの日は寒かった前週とは打って変わって思い切り暖かくなってんで桜
も咲き始めたし、人も心も浮きあしだって来たような時期だった。
そんな気分で巨大な山門をくぐると、いきなり春が広がってた。
満開とは言えんけど桜が咲いて、気持ちがいい。
その下では、シートを拡げて宴会とまではいかないけど、お弁当を食べてはる
人たちがいた。ここは本堂のある境内に入るまでの参道もなかなか立派なのだ。
この門にも仁王さんがいてはる。
本堂はえらく立派だ。
中に入ると電車の本数が少ない割には意外に沢山人がいてる。バスや車で来る
人の方が多いんやね。
札所巡りのお遍路さんの格好をした人たちも多い。
ここでもお金を払ったら鐘を撞かせてくれるようになってる。中国蘇州の寒山寺
と同じしかけだ。これってやたら鐘を撞くのを制限したいんか、ちょっとでも
お金があったほうがええんかそれはわからん。
その側に大きな楠が天を目指している。
これは中々見応えがある。この力強さに精霊が宿っているのかもしれん。
そういえば入り口の横にもパワースポットの木があった。
今回はこれに触って、絵を描く指にパワーを貰った。
きっと絵が抜群に上手になるはずなのだ。
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ありがとうございました。